前回NO10で執筆した中で、カラオケがよくないと書きましたが、その理由を少し掘り下げてお話します。


①まず、ダメだなと思うのが、自分の声が偽って返ってくること。

カラオケは気持ちよく歌えるという目的がありますので、エコーに頼ってそう歌えているように聴こえますが、そんなのばっかり聴いた耳になってしまっては後が大変です。

エコーを切る、もしくはほとんどかかってない設定で歌ってみて下さい。

それがあなたの今の歌唱力です。

全然違うと思います。

ごまかしをしない本当の自分の声と見つめ合うのが表現を豊かにすることの第1歩なのに、その逆をしていたら、表現を失い兼ねません。


②適切なキー設定してますか?

歌には必ず自分が気持ちいいと思えるキーがあります。

そのキーを雑にして歌ってしまうと、変なクセがつくばかりです。

音が高くて出にくいなって曲を張り上げて歌うのはよくないです。

クセをとるのに時間がかかり、遠回りになります。

必ずそういう場合は下げて下さい。

さらに、誤った知識が1つあります。

男性が女性の歌を、女性が男性の歌を歌うときの話です。

男性のほうが声が低いから、女性曲を歌うときはキーを下げる。
女性のほうが声が高いから、男性曲を歌うときはキーを上げる。

これ、実は逆です。

男性が女性曲を歌う場合はキーを上げる、女性が男性曲を歌う場合はキーを下げるのが正解です。

一般的な音域の人であれば、2~4上げ下げしてみて下さい、しっくり歌えるキーがあるかと思います。


③空気が悪い

密室で外からそのまま入るって衛生的にどう思いますか?

中でたばこ吸う人がいたらもっとひどいことになりますね。


④はっきり言ってしまうと、カラオケは歌ではない

はっきり言っちゃった(笑)

ストレス発散だと思って下さい。

音程とリズムをとる練習には悪くないと思いますが、なにぶん前述の通り、落とし穴が多いので、積極的に通うのはどうかと思います。



やはり、本気で目指すのであれば、いい先生に師事することです。
僕の専門はボーカルですので、ボイトレのことについて書こうかと思います。

ボイトレで目指すことは、歌手として自由に歌えることです。

ボイトレでまず行うことは、誰しもが訓練を受ける前には、歌うにあたり必ず不自由なこと(=変なクセ)があります。

それを除去するところから始めます。

そのクセが歌うということの邪魔をしている場合が多いからです。

そして、基本となる体作りをしつつ、ミックスボイス(地声と裏声を混ぜたようなもの)などを修得することによって、長く、そして表現豊かに歌えるようにします。

そして何物にも制限されずに歌えるようになるというふうな道筋になります。

歌を目指すのであれば、必ずボイトレを受けて下さい

理想としては、その先生が、あなたの歌をきちんと聞き分ける耳を持っていることです。

最近となっては、アニメなどの影響もあり、楽器を含めて習いたい人が増えていますが、いかんせんそういう希望者が多いため、少し歌える程度で全く聞き分けれない人が講師に駆り出されるという現状もありますのでご注意。


注意と言えば、ボーカルを志す人に、ボイトレの妨げになるものを紹介しておきます。

①たばこ
百害あって一利なしです。
体が楽器なのに、その楽器を汚して、果たしていい声が出るでしょうか?
健康のことも考え、吸わないのがいいです。

②お酒
飲むことは悪くないです。
ただし、アルコール度が強いもの、喉やけするようなものは控えましょう。
あと、飲んだ後に歌うなんて論外です。
感覚が麻痺してる中で高音なんて出そうとしたら喉を傷めます。

③カラオケ
プロの人は、カラオケボックスで練習なんてまずしません
詳しくは次回の記事で。

④辛いもの
のどに悪そうなもの・・・まぁわかりますよね。


プロはこういう管理ができて当たり前の世界です。

こういう管理ができない人はプロではやっていけません。

また次回以降に掘り下げて執筆すると思います。


最後に、あまり他では書かれていないボイトレの本質を書きます。

ボイトレは発声の技術のことを指すイメージが強いですが、それだけじゃないなと気づいた20歳のときの僕が、師事していた先生みんなに聞いたら「その通りだ、本当はそこなんだよ」って返してくれた名言があります。

ボイトレで目指すべきことは、人格の形成である。

結局そこい辿り着くようになってます。

NO9の記事を読み返して下さい。

僕は、「自身の究極のボイトレは人格の形成にある」と豪語してます。
誰もが音楽家としてやっていける方法があれば、きっとみんななっているかと思いますが、なっていないという現状を見ると、おそらくその方法はないか、発見されていないかと思います。

しかし、必ず音楽家になる方法はなくとも、音楽家を目指しながらも、音楽家になれなかったとしても、その後の人生で失敗しないという方法はあります。

それは、人格を磨き上げるということです。

字の如く、人としての格ですね。

例えば、あなたはロックミュージシャンになりたいとします。

ロックの象徴の1つとして、破壊があるかと思います。

数字の6の数霊の1つにも、破壊というものがありますしね。

壊れるくらい激しいのがかっこいい、音も歪ませてなんぼ・・・言い方に語弊があるかもですが、うまくニュアンスは捉えて下さい(笑)

好き嫌いはあれ、1つの音楽としては成立するかと思います。

しかし、そんなロックミュージシャンが、歩きタバコをして、そのままポイ捨てをした。

冷静に考えて、人としてどう思いますか?

ロックにお酒とタバコはついてきやすいですが、人として最低限のマナーなどを守れない・・・この人が仮に音楽から足を洗って別の仕事に就く・・・果たしてどうなるでしょう?

業務が合っていれば大丈夫でしょうが、そんな感性のない人が人生を成功させるとは甚だ考えにくいです。

逆に、ステージでは荒かったのに、ステージ終了後は後片付けを手伝い、スタッフにお礼を言えるような人だったらどうか。

こういう人は、どこの企業に行っても重宝される傾向にあります。

立派な人を目指せば、自ずと音楽家への道も同じだけ進めます。

逆は難しいですけどね。

この人格の形成には、NO4の記事の徳を積むということが不可欠です。

それ以外の形成の仕方は、みなさん自身、常識で考えれば分かることだと思います。

それを如何に他の人よりがんばれるか、これが将来大きな人になるか否かの別れ道と考えて下さい。
よく、「実家にいてるヤツは甘えてる。一人暮らしして何もかも自分でやって、はじめて立派になれる」というような言葉を言う人もいますが、それも一概にそうだとは言えません。

・・・というNO7の記事の続きで、今回は時間とお金について少し執筆しようと思います。

なぜ、一概に言えないのか。

実家にいても、自分が目指すべき志が明確であれば、甘えるような真似などしないからです。

もちろん、自分で全てやってる人のほうが甘えはないかと思います。

しかし、どうしても時間とお金に制限されてしまいます。

家賃と生活費で仮に8万円だとしましょう。

このお金があれば、習うことができるし、投資することができます

さらに、家事等を自分ですることにお金をかけるということよりも、その利点をもっと有効にする方法があります。

それは、ボランティアに使うことです。

自分のためではなく人のためだから、なお大きい。

実家にいても、こういうふうに使えば問題ありません。

さて、最も振り回されるであろう、時間のやりくり。

戦時の人は、若い人は3日寝なくても大丈夫と言います。

でもまぁそこまでしなくても、有効な方法があります。

第3の時間といいますが、学業や仕事などの時間、睡眠や食事やお風呂などの時間を除いた時間のことです。

この時間を有効に使いましょう。

テレビ見る時間、携帯を触る時間を極力減らしてみて下さい。

どれだけ時間が作れますか?

休憩時間に本を読んでみましょう。

1ヶ月で何冊読めると思いますか?

このように、どうしても外せない時間以外の時間を如何に使うかがポイントです。

本気の人は、この時間の使い方が人とは違います。

うちのレーベルの社長は、メジャーデビューする前は、誰よりも練習した自信があると豪語します。

近くの広場(まず誰もいなかったらしいです)に行って、ひたすらギター持って歌の練習をしてました。

僕はというと、世救い人救いを成し遂げたいという気持ちで、様々な人から多くのことを吸収し、言ってることが年配のえらいさんみたいな人がいうことと同じって言われるようになりました。

テレビなんて、高校卒業してから、そんなに見た記憶ってありません。

本当に努力してる人ってそういうものです。

みんなが好きでやっていることを、同じように流されるか、はたまた犠牲にするか、将来大きな人へとなる別れ道はここだと言っても過言ではありません。

本当の青春は、誰にも負けない大きな気持ちを成し遂げんとするために行う、努力そのものだと思います。

将来、誰よりもこれだけはやってきたんだ!と言えるように、みなさんもうまく時間とお金を使い、精進してみて下さい。
少し昔ですと、「メジャーデビューを目指して東京に上京」というのが夢に向かってていい感じだったかと思います。

僕も20代前半はそうでした。

しかし、配信の時代となり、CDが売れなくなりました。

CDショップの店舗数は約5分の1になり、メジャーレーベルも半減どころではないほど壊滅状態にあります。

さらに追い打ちをかけるかのように、3月11日の大震災で、首都機能を地方に分散させるという流れが出来ております。

TV局は確かに関東に多いですが、世間のTV離れは著しく、制作費をカットされた番組は同じようなものか品質の低いものになってしまってます(TV業界者 談)。

さて、こんな中、果たして東京に上京するほうがいいと思えますか?

今はインターネットの普及により、地上の距離をものともしない世界になってます。

ここを利用するメジャーアーティストもどんどんと増えて来ました。

よほど特殊な家庭でない限りは、実家の近辺を拠点として活動するべきだと思います。

実家にいれば、時間やお金が浮くと思います。

その時間やお金を確実に音楽に使えば、良いクオリティでの制作が可能となってきます。


よく、「実家にいてるヤツは甘えてる。一人暮らしして何もかも自分でやって、はじめて立派になれる」というような言葉を言う人もいますが、それも一概にそうだとは言えません。

その理由や時間とお金のお話はまた次回以降に。