お別れ | 死別シングルマザー 2足のわらじを履く⁉

死別シングルマザー 2足のわらじを履く⁉

1990年3月、帰宅途中の事故にあい、主人は帰らぬ人になりました。
乳飲み子を抱え、右往左往していた私が、今は幸齢者様と共に過ごす日々を送っています(^^♪
日常的に人生に向き合う日々は、面白くもあり、大変でもあるのです(^-^;

今日、私が勤務する事務所の建物にお住まいの方が、ご逝去されました。

介護職として、勤務していたころからお住まいの方だったので、ケアマネジャーとしてのかかわりはなかったのだけれど

ケアスタッフとして、関わらせていただいていた時、一緒にお出かけもしたことがあって、

いろいろなこだわりのある方ではあったけれど、連休後の在宅勤務の後の出勤で、

なんだか朝からバタついている感はあったのだけれど、呼吸が止まっている、という連絡を受けて

訪問看護の看護師さんが呼吸停止を確認し、訪問診療の先生が来られ、死亡確認をされました。

 

ご家族も、先生が来られる前に来訪されていて、最期の時を一緒に過ごすことが出来ました、と涙ながらに

お別れをさせていただくために伺ったスタッフに、お礼を言ってくださいました。

 

手を握り、肩をさすり、声をかけ続けながら、一緒に過ごすことが出来た事で

ご家族の心の中にも、きっと後悔は残らなかったのではないか、と思います。

 

いっぱいお声をかけてあげて、いっぱい触れてあげてくださいね、とお伝えし、

退室させていただきました。

 

会社のパソコンの中には、お元気だったころ、一緒にお出かけした時のお写真が入っています。

明日は、ご家族にお渡しして差し上げられたら、と思うのです。