もうすぐ一周忌 | 死別シングルマザー 2足のわらじを履く⁉

死別シングルマザー 2足のわらじを履く⁉

1990年3月、帰宅途中の事故にあい、主人は帰らぬ人になりました。
乳飲み子を抱え、右往左往していた私が、今は幸齢者様と共に過ごす日々を送っています(^^♪
日常的に人生に向き合う日々は、面白くもあり、大変でもあるのです(^-^;

ペットの看取りを考える全国フォーラムの話を頂いてから、周りの人にもペットの話をする機会が増えたような

そんな風に思うのは、気持ちがこの子に向かっているからなのかな、なんて思います。

 

 

この子は、いつも買い物に行くショッピングセンターの中のペットショップにいた子で

買い物に行くたびに気になって、のぞきに行くのが習慣になっていて。

あの日は、全く別の用事でそのお店に行ったのに、やっぱり気になってのぞきに行った時に、

かなりのプライスダウン、生後4か月だったか、、、この子はもうすぐここからいなくなってしまうのかも。

 

そう思ったら、「うちに来る?」と思わず連れて帰ってしまった🚙

 

あの時から、20年あまり。

ずーーーーっとそばにいてくれて、子供達はそれぞれ自分の想いで、動くようになっていっても

この子だけは、どんな時も一緒にいてくれたの。

 

お散歩しているワンちゃん🐶も、窓からのぞいている猫ちゃん🐈も

人間の寿命よりは、短い人生を過ごす中で、言葉ではなくて、ただただ見上げる瞳の清らかさと

すり寄って傍にいてくれるそのぬくもりが、ただ「ペット」と呼ばれる存在ではなくなっているはず。

 

この子と過ごした19年と8か月。

まだ、家のそこかしこに、この子の抜け毛が、ふとした時に見つかることがあって、

そして、なんだか気配がすることがあって。

 

言葉で話す相手じゃないからこそ、言葉にはならないものを、たくさんたくさんもらうことが出来た

そんな年月を思うと、また胸が熱く、涙がこぼれてしまうのです😭

 

いつかまた、この子の代わりの子を、迎えることができるかな。