97 ほんとにセキュリティ?? | Love yourself and you will be loved

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What is essential is invisible to the eye.
2015年は、「心の断捨離!!」

自分の仕事の醍醐味のひとつは、ありとあらゆる種類の企業に訪問できることです。

入居ビルやオフィスのインテリア、それに業界業種でカラーがはっきり分かれる社員のキャラなどを観察するのが毎日とても楽しいです。

そのなかでも、「セキュリティの厳しさ」というくくりでみると、これまでのところ最も入館管理が厳しいのが泣く子も黙る大手商社。

金融機関なんかよりも、ずっとチェックが厳しい。(ちなみに最もゆるいのはインターネット関連。もうスキだらけで、ふらっとオフィスに入り込んじゃえそうな会社も結構あります)

で、今日は大手町にある某総合商社のロビーでお客様を待ち、そこで彼らをピックアップしてから別の場所に移動するというロジでした。

つまり、私はその総合商社には何の用事もないわけだったのですが・・・。

自動ドアからその商社の巨大な受付フロアに入った瞬間、ガードマンから左に曲がって所定のコーナーで記帳をするように指示が。

そして記帳コーナーには別のガードマンがいました。その人に「ただの待ち合わせなんですが」と告げましたが「それでも記帳が必要です」とのこと。

その商社の誰に会うわけでもないので「訪問先部署・担当者」の欄は記入せず、自分の名前や連絡先のみ書き込みました。

するとガードマンはすぐ後ろに控えている係員の女性に「こういう場合はどうすればいいか」と相談したあと、空欄に「ロビーで社外のゲストと待ち合わせ」と書き込みました。

・・・・そこまでは、百歩譲ってよしとしましょう。

ですが、その次に言われた言葉が、まったくもって意味不明でした。
彼は、奥に5名ぐらい受付嬢が控えている受付カウンターを指さし、

「あそこで入館バッジと入館カードを受け取ってください」



とのたまったのです。


あの・・・私はあと10分もしないうちにこの場を去るんですが・・。そもそも入館しませんし、誰にも会いませんって・・・。

しかし、相手は有無をいわせませんでしたし、記帳票を受け取った受付嬢も「ロビーで社外のゲストと待ち合わせ」と書いてあるにも関わらず、当然のように私に入館バッジと入館カードを渡しました。


狐につままれたような気持ちでした。このまま入館してエレベータに乗って、勝手に好きなフロアに行っていいってことなのかなあ??

で、そのバッジとカードは退館するときには所定の箱に返却することになっていたのですが、私はお客様と落ち合ったあと、うっかりしてそのバッジとカードを返さず手に持ったまま外に出て、そのままタクシーに乗り込んでしまいました。

ロビーにはガードマンがかなりの数いたのですが、私を止めてカードとバッジを返すよう求める人は誰ひとりいませんでした。つまりまったくのノーチェック。

去る者は追わずってやつですかね・・・タクシーが走りだす瞬間に気が付き、車寄せの案内係の初老男性に「返しといてください」と押し付けたのですが・・・。

これはセキュリティとして、ちゃんと機能している手順といえるのでしょうかね??

不思議な経験でした。