、園児である我々に発した忘れられない衝撃発言が何回も脳内でフラッシュバックされました。当時の私は、もちろんサンタさんを純粋に信じていました。
クリスマスが近づくと幼稚園にやってくるサンタさんは、耳にゴムで引っ掛けてある安い綿でできた白い付け髭をつけていました。
その下には黄色人種の肌色に黒い髭の剃り跡があり、明らかに中年の日本人。よく考えれば、日本語しゃべってるし、第一、時間は真っ昼間。子どもの私にさえホンモノではありえないことはうすうすわかっていたのですが、ニセモノ、とは認めたくなかったワタシ。「ホンモノのサンタさんは本番の準備で忙しいから、この日本人のおっさんに代役を頼んでいるんだ。だから、このおっさんもサンタグループの一員だ」と無理のある理屈で納得して、それはそれで楽しみに彼の来園を待っておりました。
が、実際雇われサンタおっさんが登場し、先生に手渡されたマイクでお話を始めたとき、彼の口から耳を疑うような現実的な発言が

「おじさんね、今日、トナカイさんのソリに乗ってやってくるつもりだったんだけどね…雪が降ってないからタクシーで来ました」



たっ、タクシー
ざんすか…

まさか、その格好で?それはないよね、ってことはおっさんの私服で?
同じ部屋にいた園児全員がフリーズした瞬間の、あのシーンとした空気はいまでも鮮明に記憶しています。
この一言で完全に気持ちが冷めたワタクシは、雇われサンタおっさんの会の後で持ち帰り用にもらえる小さなケーキ
のことに気持ちを切り替えてショックを軽減するよう務めたのも覚えています。なぜ、30年後の現在、このサムい思い出を急に思い出したのか…ひょっとしたら、ブログネタにしたかったからかな

その後も懲りずに8歳ぐらいまでサンタの存在を信じ続けていたのですが、のちに、いよいよ信じられなくなってしまった出来事がその後私を待ち受けていたのです…その話は来年のこの時期にまた書こっと。
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