アルコールは麻薬だ。
日本で認められている、合法な麻薬。
認められない麻薬は犯罪になるけれど、アルコールを飲んでも逮捕はされない。
ニコチン中毒っていうのもあるけれど、
煙草よりもアルコールを絶つことのほうが大変らしい。
社長は、そのアルコール依存症という病気だった。
このアルコール依存症というものは、よほどの精神力がないと自分だけで克服するのは大変らしい。
当然ながら、禁断症状は出るし、そもそもアルコールに頼らなくてはならない弱い人間だと自分で悲観してしまうことが多いらしい。
社長だって、まさかこんな若さで亡くなるなんて思ってもみなかっただろう。
奥さまだって。
でも、こんなお酒の飲みかたをされるかたは、早めに病院に行ったほうがいいと思う。
もしくは、ご家族が説得して、病院に連れて行く。
何かにとてつもなくショックを受けた時には、何かに頼りたいと思う。
それが、お酒・・・というのは自殺行為だ。
阪神大震災の時にも、仮設住宅で何人ものかたがお酒の飲みすぎで孤独死されたというニュースがあった。
(東北地方太平洋沖地震はどうなんだろう・・・。)
お酒を飲まないとやりきれない気持ちはわかります。
けれど、本人はアルコール依存症だと認めたくないかたが多い。
自分は弱い人間だと認めたくないんですね。
いえいえ、決して弱い人間ではありません。
誰だって、この病気になる可能性はあります。
ご自分、または身内にこういうふうなお酒の飲み方をされるかたがいらっしゃったら、早めに病院に受診してくださいね。
きっと克服できるはずなので。
アルコール依存症は、病気で亡くなることも多いですが、事故や自殺も多いそうです・・・。
人生80年。
せっかくなので、ぎりぎりまで楽しみましょ。