私の娘たちは、正真正銘、私の娘なんだけど、ふたりの雰囲気は全く違う。
長女。
彼女は誰が見てもサッパリ系。
竹を割ったような性格だ。
思いっきり自己中だけど。
ギャル系が苦手。
オンナオンナしたオンナは最も苦手。
こそこそ陰口を言うなら、堂々と本人の前で言えよ!と言い切るタイプ。
彼女はそれを態度と口に出す。
だから、味方も多いけど、同じくらい敵が多い。
・・・が、オトコっぽい性格なので、オトコには好かれる。
ダチとして(笑)
次女。
彼女は見た目はほんわかしていて、女の子っぽいタイプ。
彼女は長女と違って、友達と合わせていける。
余計なことも言わないし聞かない。
だから、トラブルに巻き込まれることは滅多にないし、友達は多く、うまくみんなとつきあっていっていると思う。
・・・けれど、根底は長女と同じ。
次女もオンナオンナしたオンナは最も苦手。
珍しく、次女が学校から帰ってきて、愚痴り始めた。
次女は、滅多に友達を悪くは言わない。
基本、 『みんないいひと♪』 と思っている、オメデタイヤツだ。
『ねぇ、聞いて聞いて!
今日は本当にイラっとした!』
次女は、毎日5人で学校に行っている。
すべて同じ中学出身。
いちばんの仲良しはクラブ(吹奏楽)で一緒だった、あの居酒屋さんのお嬢さんだけど、ほかの3人は友達の友達って感じで、芋づる式に仲良くなったそうだ。
高校のクラブは、居酒屋さんのお嬢さんと次女は、中学から吹奏楽部なので、もちろん吹奏楽部に入部。
あとの3人は中学の時は、バレー、バスケ、バドミントンという、体育会系のクラブだったのに、軒並み吹奏楽に入部したそう。
『●●ちゃんと、●●ちゃんは、いいんだよ。
最初っから、吹奏楽に入ろうかなって言ってたし、うまくなろうって一生懸命だから。
朝練も自由参加だけど、一緒に行こうって誘ってくれたし。』
『でも、●●ちゃん・・・。
この間まで、サッカー部のマネになりたいって言っていたのに、急に吹奏楽に入るって・・・。
それはいいんだけど、あの子、全然真面目に練習しないし、うまくなろうって気が全然感じられない。
イラっとする!!!
ただ単に、みんなが吹奏楽部に入ったから、自分も・・・。
って感じで、自分の意志が全然ない!
しかも、●●ちゃんは私と同じクラリネット!
やる気ないんだったら、マジ、やめてほしいわ・・・。』
そりゃ~そうかも。
次女は、中学1年のときは、かなりの劣等生だった。
(お勉強もそうだけど、クラブも。)
先輩がたは、
『この子は、モノにはならないだろう・・・。たぶん、やめるわ・・・。』
そう秘かに思われていたらしい。
でも、彼女は努力家だ。
それから2年経ったときには先輩から
『●●ちゃんがいちばん伸びたと思うよ!すごいよ!頑張った!』
・・・と大絶賛だったらしい・・・。
(要は、スタートがマイナスだったので、やっと、人並みになったってことだけど(笑))
そして、最後のコンクールでは60年ぶり?くらいの金賞を受賞した。
そういう経緯もあったので、次女は
『みんながやるから、私も・・・。』
そういう気持ちで、クラブに入るひとを許せないんだろう。
でも、●●ちゃんは、中学のときに、ハブられたことがあったそうだ。
それが、●●ちゃんのトラウマになっってるのかもよ?
『それでも・・・。
私、みんながするから、私もやるって言うひと、いやだ!
それに、やるからには頑張らないひと、もっといや。』
まぁ、気持ちわかるけど。
・・・でも、あなた、勉強、ギリギリまで、頑張らなかったけど^^;
それはいいの?
『個人と団体は違うの!
個人は自分だけの責任だし・・・。』
ママも長女もとても心配しましたけど・・・。
そこに長女が帰ってきた。
長女は、次女の話を聞いて、一刀両断^^;
『アンタ、●●ちゃんに、自分の意志がないん?と言ってやったら?
みんながやるから、自分も・・・って・・・。
それで本人はみんなと一緒♪って安心するんでしょ。あほらし。
まぁ、百歩譲ってそれはいいにしても・・・。
いや、譲れんけど、やるからには、一生懸命やらないと、みんなに迷惑じゃん。
あ”~そんなオンナ、私のクラスもいるよ。
実際何もしないのに、言うことだけは立派で、水面下でいろいろ悪口言って、自分の派閥を作ろうと必死に頑張ってる。
自分が認められないと不安なんだろうけど。
マジ、ウザイ。
アンタ、その子にマジウザイって言ってやり!』
『・・・いや、基本的には悪い子じゃないんだけど・・・・。』
長女にかかったら、次女もタジタジ(笑)
私も基本的には、あまりひととつるまないタイプかも。
自分は自分と思っている。
影響されることは多々あるけど、最後は自分で決める。
やっぱりB型?
でも、嫌なことは嫌と言うときもあるけど、長女ほどはっきりはしていない。
次女ほど、まわりに合わせないけど。
やっぱり、遺伝子の問題かな?
それとも環境?
私と娘たちは話が合う(笑)
長女も次女も、
『私たち、同じクラスやクラブだったら、ゼッタイ親友になってるよね~』
と言ってる(笑)
ママとしては、嬉しい限りです☆
どっちにしても、順番からいけば、私はあなたたちより先にいなくなるので。