保険会社さんでのお仕事② | 幸せな離婚~バツイチの選択・・・。

幸せな離婚~バツイチの選択・・・。

両親の反対を押し切って結婚したけれど…。会社の倒産、DV、モラハラ、借金。経験しなくてもいいような経験をしたのち、やっと離婚。しかし離婚後もトラブル続き。でも、前向きな、幸せな離婚だと思っています。

保険会社というものは、なるべく保険を払いたくない。


だから、昨日も書いたけど、約款でとても細かく決めている。


それをみなさん、読まれていないから、(普通は読まないと思うけれど。)保険金が支払われないとわかると、苦情の嵐(ーー;)



例えば、全般的な問題が、告知義務違反。


保険に入るとき、既往症(病気)がありますか?


と面談があるけれど(高額の保険金の場合)ここで、病気を隠していたりすると、入院も手術ももちろん死亡も、とにかく、何の保険金も支払われないことが多い。

最初に告知をしていればOK。

でも、保険に入れなくなるかもしれないし、保険料もたぶん、割高になる。


ちなみに、職業がレーサーとか、登山家とかのかたなど、いつも事故と向き合っている危険な職業のかたは、保険料はとんでもなく高い。


細かいことを言えば、きりがないけど、


自殺の場合は、加入してから2年経過しないと、保険金は出ない。


手術給付金は軽微な手術に関しては支払われないし、がん特約も、一部のがんには適用されない。


でも、いちばん苦情が多かったのは、


『入院給付金』


入院したら、一日あたり、何千円~何万円もらえると決めてある特約。


お客さまは、この給付金を無限にもらえると思っていらっしゃるかたが多い。


入院が長引くと、当然お金はかかる。


治療費だけではなく、雑費もかかると思う。


でも、入院給付金には限度日数というものがある。


例えば、1回の入院限度が120日の保険に入っていたら、150日入院しようが、200日入院しようが、120日分の入院給付金しか出ない。


さらに退院して、また同じ病気で入院した場合、退院して180日を越えてからでないと、支払い対象外になる。

(2回目の入院扱いにならない。)


それに、支払い限度日数というものがあって、トータルでの入院日数は、その特約によって決まっている。


(上記は保険会社によって違うけれど、だいたい似たりよったりと思います。)


これは、契約時にも当然説明しなければならないけど、それを忘れていらっしゃったりして、あとで苦情を言いに来られる。


『そんなことは、聞いていないぞ!!』


『詐欺だ!!!』



何度も言いますが、保険会社は出来るだけ保険金を出したくありません。



入院をするのなら、120日以下で入院して、180日以上経ってまた入院して・・・。


このサイクルで入院するのが、いちばん効率的です。


(でも、そんなに都合よくいかないですよね・・・。)


けれど、上記のように、トータルの入院日数は決まっています。


1000日も2000日も出してくれるところは少ないと思います。


でも、このトータル日数、出来るだけ契約のときに、長くすることをオススメします。


保険料は当然高くなるので、お財布の中身と相談して・・・。


今は若くても、必ず歳をとりますので、いつかは入院の必要があるかもしれません。



私の持論はそうだけど、


お客さまのなかには、


『父は、入院も手術もせず、亡くなったから、特約分の保険料を返してください!!』


そう、わけのわからないことをおっしゃるお客様もいた。



・・・あのぉ・・・・これは貯金ではなく、保険なんですが(ーー;)