保険会社さんでのお仕事① | 幸せな離婚~バツイチの選択・・・。

幸せな離婚~バツイチの選択・・・。

両親の反対を押し切って結婚したけれど…。会社の倒産、DV、モラハラ、借金。経験しなくてもいいような経験をしたのち、やっと離婚。しかし離婚後もトラブル続き。でも、前向きな、幸せな離婚だと思っています。

保険会社とかかわるようになってから、私の以前の保険会社での仕事を思い出したので、ちょっと書いてみます。


ただ、ずいぶん前なので・・・。


細かいところは間違っていると思います。


まぁ、ネタとして、気軽に読んで下さいね(^-^)



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私は若い頃(今も若いけど(笑)気だけは。)生命保険会社の窓口で仕事をしていた。


生命保険会社は、銀行や証券会社などと違って、窓口にいらっしゃって、


『保険に入りたいんですが・・・。』


などとおっしゃる、ありがたいお客さまは皆無に等しい。


何かの手続きにいらっしゃるとか、解約をしたいとか、


あとは、ほぼ苦情。(電話も、問い合わせも多いが、苦情も同じくらい多い。)



『おたくの営業はどんな教育をしているの?』


『何で、保険金の支払いがこんなに時間がかかるのよ?』


『何で、こんなに書類がたくさんいるのよ?

私が言うんだから、間違いないでしょ!』



・・・ひとは、お金がからむと豹変する。



社会人になったばかりの私は、毎日こんな苦情を聞かされ、ため息ばかりの毎日だった。


(たいてい先輩が代わってくれたけど。)



仕事も慣れてきた、ある日のこと。


明らかにそのスジのかたが、怒鳴り込んできた。



『何で障害給付金がでねぇんだよ!!!


ちゃんと障害特約に入っているのに!!!』


・・・どうされました?



『小指を切断したんだよ!!!』


『●●営業所に行って、手続きの書類をもらおうとしたら、そこの所長は、保険金は出ないといいやがった!!!』


『きっちり説明しろやぁ!!!』



・・・あの・・・小指の第何関節まで、切断されました?



『第一関節よぉ!!!それが何か関係あるんかい!!!』



生なましい、小指の切断面を目の前に突きつけられた。



あぁ・・・。


もはや私には手に負えない・・・。


課長に接客を代わってもらった。



手の指の切断は、親指を除いては、第二関節以上の切断でないと、給付金は出ない。


これは、どこの保険会社さんでも、今でもそうだと思う。


さらに特約がついていれば別かもしれないけど(そういう特約つけるところあるかなぁ・・・。)、小指の第一関節はたぶん無理。


保険金詐欺の可能性がある。(じゃなくて、明らか?)


通院の特約をつけていたら、もしかしたら、給付金は貰えるかもしれないけど、小指は無理なんじゃ?


でも、損保の傷害保険なら出るかも?


いずれにしても、調査会社が入ると思う。


そのお客さんは、支店に轟き渡るくらい、散々怒鳴って帰っていった。



そもそも、そのスジのかたは、保険には入れないんだけど、他に仕事をしていたら、そのスジも区別はつかない。



保険に入っていても、皆さん、約款(契約のしおり)なんか読まないですよね。


約款には詳しく書いてあるんですけど。


(でも、私も読まない(笑))


生命保険の支払いは金額の査定はないんですが、結構制約があり、それを契約者さんがご存知なかったら、こうやってよく怒鳴り込んで来られます・・・。


病気も怪我も、本当に多種多様なので、契約のときにいちいち説明はできないので、気が向いたら、約款、読んでみて下さいね。


・・・でも、やっぱり読むひといないかなぁ(笑)