私はあわてふためいた![]()
何・・・?何なの・・・?
あわてて元夫の腕をふりほどき、自宅に走って帰った。
胸は壊れそうなくらいドキドキ・・・。
何年ぶりだろう・・・。
彼とはもうトキメキなど無縁だった。
自宅に帰って自分の部屋に逃げ込み、しばらくぼーっとしていた。
私は元夫を好きなんだろうか・・・?
確かに好きになってるかもしれない。
でも・・・ダメ!
私には彼がいる。
キスなんて彼を裏切ったことになる。
こんなこと彼が知ったらどう思うだろう。
あ~・・・どうしたらいいんだろう。
私の気持ちを元に戻して!!
彼に会いたいと思った。
彼に電話をしようと思ったときに、電話が鳴った。
元夫だった。
『今日はゴメン。
でも、わかって欲しい。
オレにはキミが必要なんだ。』
『オレはバツだし、キミに彼がいるのも知ってたけど・・・。
でも、キミにどうしてもそばにいて欲しいんだ。』
『ダメならダメでいい。
ただ、仕事はやめないで欲しい。
仕事をしているときだけでもいいからキミと一緒にいたいんだ。』
私は頭が混乱して、言葉が見つからなかった。
『ゆっくり考えてみます・・・。』
やっとそれだけ言って、電話を切った。
私の気持ちは揺れていた。
彼に悪いという気持ちが当然強いはずじゃなきゃいけないのに、このトキメキはなんだろう・・・。
彼に話したら、当然元夫の事務所をやめろと言うだろう。
でも、やめたくないと思う私の気持ちは何なんだろう・・・。
頭のなかで何度否定しても、否定できない。
認めたくなくても認めざるおえない気持ち・・・。
元夫に対する恋のはじまりでした。