私はここのところずっと
自分は起業家と呼べるのだろうか？
そんな思いを抱えていました。
私のやっていることは起業ごっこなのではないか？
キラキラ起業なのではないか？と。
そんな中
「この女性の活動こそ、本物の起業家！」
と思う方のお話を直接伺うチャンスに恵まれました。
起業したい
と思うすべての方に、読んでいただきたいです。
そして
ママのあなたにも。
画像出典：https://manaolana.jp/profile/
布施田祥子さんは2011年、
第一子を出産した8日後に
大静脈血栓症と脳内出血を同時併発。
左手足に麻痺が残りながらも子育てに奮闘していた数年後、
今度は持病の潰瘍性大腸炎が悪化し、大腸を全摘する手術。
その後は、外出時に歩行を支える「下肢装具」の着用が欠かせない状態になってしまいます。
それまでアパレル業界で働き、おしゃれが大好きだったにもかかわらず「障がい者用の布製の靴か、スニーカー」という選択肢しか残されませんでした。
どんなにおしゃれな洋服を選んでも、
おしゃれな靴を選ぶ自由がなくなってしまったのです。
障がい者になってしまったあとは、
おしゃれする自由をもあきらめなくてはならないのでしょうか。
世界中を探してもそんな靴がないのなら、自分が作る。
そんな熱い想いから、靴作りなんてまったく素人だったにもかかわらず、布施田さんは「Mana'olana（マナオラナ）」というブランドを立ち上げられました。
2017年9月「さいたまスマイルウーマンピッチ2017」(主催：埼玉県) でのキャリア・マム賞受賞を皮切りに
複数のビジネスコンテストでも受賞を重ね、
2018年7月「地域未来投資コンテスト」（主催：公益社団法人日本青年会議所）では、『内閣総理大臣賞 グランプリ』を受賞された布施田さん。
「マナオラナの靴は、デザインを重視しています。
健常者も対象として、心とからだの後押しをしたい。
誰にとっても選択肢のある世界、そして、自分らしさを諦めない世界を作りたい！」
と熱い想いを語ってくださいました。
障がい者の選択肢の少なさ。
これを解決するために、クラウドファウンディングに挑戦されています。
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麻痺の残る身体で
布施田さんはほぼボランティアで
東奔西走していらっしゃいます。
靴を作ってくれる工場も
ご自分やスタッフのみんなで
片っ端から電話やメールをしては断られ・・・・
の先に、ようやく見つけられたそうです。
「大変だからやめたいと思うことはないですか？」
という質問に対して
メーカーやら企業と会うようになって
自由な時間はたしかに減るけれど
巻き込まれてくれている人たちへの責任もあるし
モノづくりは出来た時が本当に嬉しいし
今までになかったものを形にする喜びは
何事にも代えられないです！
と。
作りたい未来のために「事」を「起」こす
これこそ「起業」だと思いました。
Mana’olana(マナオラナ)
ハワイ語で「自信・希望・期待」という意味だそうです。
病気やアクシデントでからだの自由が奪われることは
誰にでも起こりうる出来事。
そんなとき、それまでの自分をあきらめることなく
ワクワクさせる選択肢を持てることは
どんなに励みになることでしょう。
布施田さんの目指す
「誰もが自分らしさをあきらめない世界」に
一緒にのっかっちゃってください
支援は3000円から可能です
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