先日の山登りで火力弱くてお湯を沸かせなかった僕のホエーブス。
その前の強風の竜ヶ岳でも沸かなかったし、温かかった御在所でも沸くのが遅かった。
ガソリンストーブが、僕が登る程度の山で使えないなんて事は有り得ない。
何か問題が有るはず。
ちょっと調べてみる事に。
まず、僕にホエーブスを勧めたバイクの師匠であるSさんに「火力が弱いんだけど」っていう話をしたら、「ノズルが詰まってるんじゃないの?」って言われた。
なるほど、それは有り得る。
購入当時はずっと自動車用のガソリンを使っていたから、ススやタールが堆積している可能性は充分に有る。
僕のPHOEBUSU625
元々はバイクで長期ツーリングする為に買ったガソリンコンロ。
バイクだと都合がいいけど、山登りで使うにはかさばるし、手間が掛かる。
こんな邪魔でしち面倒臭いコンロ誰が買うんだ?って思ってたら、今は売っていないらしくて結構貴重らしい。
確かに愛嬌(?)は有るし、これに慣れるとガスの手軽さが物足りなくなるかもしれない。
日帰りの低山なら使うのも面白い。
行程が長くなって荷物が増えるとちょっと敬遠するかも。
バーナー部分とサイレンサーを取り外す。
非常に綺麗だ。
今までいかに調理していないかバレちゃうよ(/ω\)
ノズル部分。
外見は綺麗。
コレを灯油用ノズルに交換すると灯油でも使える。
災害時にも役立つかも。
今なら売れるかもPHOEBUS。
いや、一般家庭には売れないよな。趣味の世界だなこりゃ。
火力調節ハンドルを目一杯開くと、ノズル内部からクリーニングニードルと呼ばれる針が出てきて、ノズルの穴を掃除してくれる機能が有る。
今回の不調でネットで調べていて初めて知った(笑)
火力を最大にすると火が消えてしまうのはこのせいなのか(クリーニングニードルでノズルの穴を塞いでしまう)。
ノズルを取り外す。
若干のススが見えるけど、裏側も綺麗。
キャブレターのジェットじゃあるまいし、この程度の汚れが不調の原因になるとは思えないけど、一応掃除してエアブローしておく。
どうもノズルの詰まりが原因ではなさそうだ。
ネットで調べても同様のトラブルが見つけられない。
もっと酷使されたホエーブスが現役で使われている。
再度Sさんに相談。
「プレヒートが弱いんじゃないの?」って言われる。
「ポンピングしてる?」
「してません。」
なるほど。
着火出来るだけプレヒートすれば良いというものではないのか。
ガソリンがちゃんと気化して火が着くから、それで良いものだと思ってた。
なるべく山の状況に近付けるため、気温が低い週末の早朝に試験してみる。
プレヒート用の固形燃料はいつも半分程度しか使っていなかったけど、1本を3等分して3ヶ所から温める。
固形燃料が古いせいか、燃焼途中で弾けてしまう。
弾けて砕け散るから火力が弱まってプレヒートも弱くなる、というのも一因かもしれない。
固形燃料が燃え尽きる頃に着火。
なるほど、火力が強い。
プレヒートが不十分で、気化しているけど内圧が弱くてガスの勢いが無かったんだ。
しばらくすると「ブゴー!」って変な音出しながら炎が不安定になる。
ポンピングしてみる。
古くてポンプのパッキンが心配だけど、一応ポンピングは働いているみたいだ。
試しにお湯を沸かしてみる。
カップ1杯の水を3分程度で沸かす。勢いが全然違う。
気温が分からないけど、朝だから多分4℃くらいかな。
この程度なら充分実用的だと思う。
結果的に、単なる僕の操作ミスだったみたい。
気温が低い時に使った事が無かったから、今まで気付かなかった。
ガソリンストーブは面倒臭い。
コンパクトに収納出来ないし、別で燃料ボトルを持たなくてはいけない。
特にPHOEBUS625は大きくて、プレヒート等の手間が掛かる。
でも、慣れるとさして苦にならないし、ガスに比べて圧倒的に時間が掛かる訳でもない。
これはこれで面白いかも。
ただ、広い所とか、岩場とかなら良いけど、周りが藪だったりすると燃料がガソリンだけに非常に気を使う。
行き先や行程に応じて使い分け出来たら良いかも。
とりあえず、新品の固形燃料を買ってきた。
固形燃料意外に高い。ガスカートリッジ並みの値段する。
強風に悩まされたから、オリジナルの風防を作ろうかと思案中。
ガスでもガソリンでも、風の影響は非常に大きいと思う。
超コンパンクトなのは良いけど、強風で使えないっていうのでは話にならない。
多少大柄で重くなったとしても確実に使える方が良いと思うんだけど、それはあくまで日帰りだからなのか(泊まりなら小屋かテントで使うだろうから)。
まぁ、今のところ山に行く予定無いんだけど、とりあえず使える様になってよかった。