能郷白山の林道で「熊に注意」っていう看板を幾つか見かけて、そろそろ冬眠から覚める頃かしら。僕は細いから美味しくないんだけど、鈴鳴らそう。って独りでビクビクしながらチリンチリン鳴らして歩いてきたんだけど。
僕が使っているのは、モンベルの鈴 。
数年前に山登り(というかハイキング程度)を始めた頃、奥さんが買ってくれた鈴。
カラビナはロック出来る物に交換してある。
少々高いだけあって、チリーンチリーンと高音の澄んだ綺麗な音がする。
更に、音を出したくない時はミュート出来る優れものなのです。
とりあえず安い鈴を買ったんだけど、カランカランっていう音がする。
あまり心地良い音じゃないんだけど、野生動物に対して人間の存在を知らせるという本来の意味からすれば充分役に立つと思うので、コストパフォーマンスは秀逸。
で、そんな僕が愛用していた鈴が、最近どうも調子悪かった。
ミュートしない。
一度鈴を引っ張ると音が出て、もう一度引っ張ると音がしなくなる構造になってるんだけど、何度引いても音が出る。
まぁ鈴としては機能しているから良いかって思ってたんだけど、先日帰ってから鈴を良く見てみると、鈴の中の玉が切れかかっていた。
危ない危ない。
玉が無い鈴なんて音が出ない鈴でしかないじゃないか(当たり前だろ)。
というか、音が出ない鈴は鈴じゃないだろ。
鈴なんてさして高い物じゃないし、カランカランいう鈴なら2つも有るんだけど、御岳も白山も御在所も能郷白山もこの鈴と共に登ってきたんだし、あの音色も気に入っているし、何とか直してみる。
すると、玉の部分が下に引き抜ける。
本来は細いワイヤーで繋がっているんだけど、ワイヤーがほつれて切れてしまった。
ヘタにミュートなんて凝ったギミックが有るから、どうしても壊れやすくなる。
で、玉をもう一度吊れる様にするだけだろ?って最初は簡単に考えてたんだけど、これが思った以上に面倒。
というのも、とても細かい。
細いワイヤーをリング状にしないといけないんだけど、これが長過ぎるとミュートしなくなる。
短くしようにも限度が有る。
ワイヤーを通して、端を電線用圧着端子でカシメる。
ワイヤーはとても細いロールピンで固定されてる。
針金や細い針の様な物でピンを押して引き抜き、先ほど加工したワイヤーを通してからピンを戻す。
細いピンだし、吊り具はプラスチックだから力は必要ないけど、作業は細かい。
画像のワイヤーは長過ぎた。
これではミュートしない。
後は鈴本体に戻すだけなんだけど、これもすんなりとは行かない。
穴が小さいから、抜くのは良いけど入らない。
細い針金や紐を予め通しておいて、それで引っ張り戻す。
思ったより面倒くさかった。
多少の道具と、有る程度の器用さが要る。
材料や道具を買い揃えていたら鈴が買えるかもしれないけど、同じタイプの鈴を使っていて同様のトラブルに見舞われる人も居るかもしれないので参考までに。
最悪、ミュート機能は捨てて玉を適当に吊り下げるだけでも鈴としては使えるし、その方が信頼性は高いと思う。
これからシーズン?だし、綺麗な音色で結構気に入っていたから直って良かった。




