2012年10月13日(土) 快晴
南木曽岳(なぎそだけ) に登る
道中の飲料水 1L(お茶1L)
下 ナイロン製ズボン
上 半袖シャツ 長袖シャツ(途中から脱ぐ) 薄手の上着(道中着用せず)
週末は子供の用事で潰れるはずが、奥さんが気を利かせて空けてくれた。
「接骨院に行って来る?」と尋ねる奥さんに、
「山登り行って来る」と答える僕。
ほら、桃太郎でも言ってたじゃない。
爺さんは山へリハビリにって(違)
先々週腰の調子が悪くなって、先週ギックリ腰になって、ようやく何とか動く様になった状態で山登りするってちょっと考えられないんだけど、先週も寝たきりで快晴の連休を棒に振ってしまって、この週末も絶好の天気なのに指をくわえてごろごろしてられない。
とは言うものの、山登りとなるとかなりの重量のザックを背負って足場の悪い所を歩かなきゃいけない。
普段の生活では一応支障が無いレベルまで回復したけど、まだ若干の痛みと違和感が残っていて、一抹の(かなりの?)不安が・・・
近場の低山に登って、調子悪かったら戻る事にしよう。
って選んだのが「南木曽岳」。
全然近場じゃないじゃん。しかも1600mもあるし。1600mって一応低山?
でも、比較的アクセス良くて、面白そうで、ほどほどに登山者が居るらしい。
ダメなら戻れば良いか。
って、これが裏目に出るんだけど・・・
いきさつはともかく、南木曽岳。
朝6時に出発。
中央道・中津川ICで下りて、国道19号線を北上、国道256号線を右折して妻籠方面へしばらく走り、キャンプ場へ左折。
キャンプ場への道のりは農家の庭先みたいな細い道。
小さなお手製?の看板を頼りにキャンプ場へ向かう。
ある程度進むと後は道なりに。
好天の週末だけど、登山道脇の駐車場に停める事が出来た。
手前にも第二、第三駐車場が有るし、それほど離れていないから車は停めやすい。
準備して、8:25に出発。
広い林道を抜け、9時過ぎに登山道入口。ここまで約30分。
登山道に入ってしばらくは、整備された広くて歩きやすい道。
進んで沢を渡ると結構な岩場になる。
マーキングを頼りにゴロゴロとした大きな岩を縫って進む。
岩場を抜けると、林の中の急坂。
岩場はアスレチック的で面白いけど、林の中は眺めは良くない。
今の所、腰は大丈夫そう。
途中まで登って、ふと気が付いた。
南木曽岳の登山道って一方通行なんだ!
今更気付いた。
緊急時に「下ってくるな!」とは言われないだろうけど、途中で調子が悪くなったら戻り難い。
このまま調子を維持してくれる事を願って進む。
林の急坂を過ぎると、しっかり整備された木製の歩道が現れる。
その左側の岩場にワイヤーがぶら下がってる。
何?このワイヤー?
岩場にワイヤーって事は、岩場も登れるのか?
試しに登ってみる。
ワイヤーの先に鎖が有る。
どうやら元々は岩場が登山道だったみたい。
急過ぎるから、木製の迂回路が設けられたのか。
登れないレベルじゃないし、こういう鎖場も面白いけど、足腰に自信が無い人や高い所が苦手な人は素直に迂回路を歩いた方が良い。
まぁ、普通の人なら当然右の歩道を歩くよね。
鎖場を見下ろした所。
画像では分かりにくいけど結構な急斜面。
鎖場を抜けると、もう1つ急になる。
木製の階段が有るんだけど、階段なのか梯子なのか分らないほどの角度。
ちょ・・リハビリっていうレベルじゃない急坂なんですけど(´Д`;)
一部なのかと思いきや、その急坂が延々続く。
1600mだから寒いかと思って薄手のダウンジャケットまで用意したのに、Tシャツ1枚。
風も無くて暑い。
後から来たソロの男性に追い抜かれる。
一方通行だから、登山者に会わないし、この急坂は健脚向きだと思う。
急坂を登りきると、頂上。10:15着
頂上まで2時間弱。
木に囲まれていて眺めは良くない。
先の方まで進めるけど、やっぱり眺めは良くない。
流石に頂上で半そでシャツ1枚では寒い。
この先に展望台が有るらしいから、そちらへ。
展望台から御嶽山が良く見える。
快晴でピークがクッキリ見える。
この天気なら御嶽山も良かっただろうな。
ただ、御嶽山はアクセスが悪いのと、道中が長いから完調じゃないと登れない。
展望台は日陰で冷える。
切り上げて先に進む。
避難小屋先に眺めが良い休憩場所が有るので、少し早い昼食。
快晴で風も無い穏やかな日。
西寄りに御嶽山方面、その先に乗鞍、
北方面にとんがった穂高まで見える。
東寄りには中央アルプスの山脈が間近に見える。
岩肌が荒々しい中央アルプス。
本当はここに登りたかったんだけど、南木曽岳から眺める中央アルプスはなかなかの絶景。
荒々しい岩肌が見える中央アルプスの山並み(駒ケ岳周辺)。
登山欲をそそる。
登ってみてー!
左の継母岳と、右の継子岳がくっきり見える。
御嶽山良かったなぁ。
継母も登ってみたいって思う岩山フェチ。
前穂高のとんがり具合、半端無い。
登ってみてー!
しばらくすると登山者が増えてきた。
一方通行だからなかなか会わないけど、結構登ってるんだ。
ただ、快晴の週末にしてはこんな程度か。
健脚向きだからなのか、紅葉には少し早いからなのか、ただ混雑してどうしようもないレベルじゃなかった。
眺めの良い休憩所でのんびりして、下山開始。
その先にも眺めの良い岩場が有った。
どうやって行くのか分らない岩の上に登山者が休憩してる。
常連ならでは?
森林限界をギリギリ超えた辺りなのかな。
視界が開けてなかなか気分の良い風景。
なかなか素敵な山でした。
って思ったのもつかの間・・・
しばらくアップダウンを繰り返して進むと、急な木製の階段が現れる。
これ、階段というか梯子?
登りと違って下りはかなり整備されてしっかりしているけど、かなり急な角度だから高い所が苦手な人だと腰が引けるかも。
これだけ急な所は一部だけかと思いきや、その急な階段だか梯子だかが延々と続く。
ウンザリするほと続く。
上から見ると直角じゃないかと思えるほどの角度の階段(梯子)が延々と続く。
急過ぎて、下りなのにペースが上がらない。
こりゃ一方通行になる訳だよ。
この梯子を行き違いしてたら登れない。
下りの途中、老夫婦と会う。
速くはないけど、この急な階段をひるむ事無くそこそこのペースで下りていく。
若いカップルにも会う。
若い女性もそこそこのペースで下りて行く。
山登りに慣れた人達なんだろう。
まぁ、一方通行だから不慣れな人には追いつかれる事が無いから出会わないっていうのもあるだろうけど。
歩きにくいけどマイペースで下れる。
延々と急坂を下って、ようやく登山道/下山道の分岐地点へ。
ここからは歩きやすいからペースが上がる。
14時過ぎに駐車場着。
登りに要する時間も、下りに要する時間もあんまり変わらないから、ペース配分は考えた方が良い。
「低山ですが、高い山に登るトレーニングが出来る山です」と書かれている通り、比較的低い割りには結構ハードな山。
間違ってもリハビリに行く様な山じゃない。
幸い、途中腰痛に悩まされる事も無く無事に降りてくる事が出来たから良かった。
岩がごろごろしていたり、林の中を抜けたり、鎖場が有ったり、落っこちそうな梯子が有ったり、短時間で登れる山だけどかなりバリエーションに富んでいて、元気なら面白いと思うし、確かに練習にはなると思う。
アクセスも悪くなくて日帰りには丁度良いし、登山者が多いというのも納得だけど、のんびりハイキングレベルを楽しみたい人には不向きだと思う。
おまけ
山登りよりも、山まで行く車の運転の方が腰にくる。
シートの座面を下げると余計にしんどいから、一番リフトさせた状態で運転するけどそれでも痛む。
車のシート形状って、腰には悪いのかも。
あと、山登りの間、ウエストベルトを使った。
昔エンデューロを走る時に使ってたやつ。
僕が買ったのは随分前だから、最新モデルの様に身体にしっかりフィットする形状にはなっていないけど、背骨の脇にサポートする芯が入っていて着用すると楽。
劇的に楽になる訳じゃない。良いサポーターっていう感じ。
接骨院で買える医療用のウエストベルトも似た様な物なのに、このウエストベルトはかなり良い値段するから購入当時は勿体無かったなって思ってたんだけど、ハードなスポーツに対応出来る様に医療用とはベルト部分の素材が違う。
昔バイク用に買った物が、今になって山登りに役に立つとは思わなかった。
山登りで痛まなかったのは、このベルトのお陰かもしれない。
腰を痛めないと、この有難味もわかんないよな。
随分前に買ったけど、まだゴム部分もしっかり弾性があって作りは良い。僕のはMADE IN USAっていうタグが付いてた。
山登りに限らず、スポーツや身体を動かしたい人で腰痛に悩んでる人は試してみては。
高いけどそれなりの価値は有ると思う。
(その後、モンベルで同等品見かけました)










