能郷白山に登った。
山登りに強く興味が有った訳でもなくてブログに書くつもりも無かったんだけど、これは僕にとっては結構凄い事で、僕の転機でもある。
だから一応記録として残しておくことにした。
能郷白山は、岐阜県の北西部、丁度福井県との県境に有る山。
岐阜県側からだと薄墨桜で有名な根尾の奥にあたる。
登山道は主に2つのルートが有る。
主に利用されるのは、県境辺りに有る温見峠から登るルート。
比較的短時間で登れるから、ほとんどの人はそちらから登るらしい。
ただ、岐阜県側から行こうとすると国道157号線が通行止めで、かなり大きく迂回しなければいけない(車でも行けない事は無い)。
もう1つのルートは、根尾の奥の能郷谷から登るルート。
国道の通行止めの手前に有るから、岐阜県側からだとアクセスは良い。
ただ、距離が長くて時間が掛かる(登りでおよそ4時間)。
そりゃもちろん温見からだろ。いくら迂回しても4時間掛けて登るよりは遥かに楽だろ。
って思ってたら、同行者が
「能郷谷から登る」
って言う。唖然。
今までは登りで1時間、せいぜい2時間程度の低山しか登った経験が無いのに、いきなり4時間のルートは酷やろ。
でもまぁダメなら引き返せば良いし、とりあえず行ってみる。
国道157号線を走り、3差路を左へ。
神社脇を抜けて能郷谷へ。
しばらく走るとゲートが有るから、ゲート手前の空き地に停める。
準備して出発。
ゲートを抜けると、林道を歩く。
舗装された林道さけど、途中工事をしていたり、舗装が陥没していたりして、車では進めない状況。
野生の猿が沢山居て、林道は猿のウ○チだらけ。
そこを登山口まで延々と1時間ほど歩く。
登山道入口までで既にうんざりするけど、ここからが本番。
いきなりかなりの急坂が延々と続く。相当キツい。
汗だくになって登ると、稜線に出るけどやっぱり登り。
途中足場の悪い所も有るし、時期的に藪。
アザミの花が多くて痛い。
ネットで見るとここまで藪じゃないから、秋頃なら歩きやすいかもしれない。
天気がイマイチで、登っている間は何も見えなかった。
稜線を抜けると歩きやすい丘みたいな所に出る。
森林限界を超えた?
モヤってて先が分らないけど、なんとか頂上に。
頂上で温見ルートと合流する。
頂上(三角点)はちょっとした広場が有るけど、眺めは良くない。
少し先に社が有って、そちらからの方が眺望は良い。
昼食を摂っていると、晴れ間が出てきた。
なかなかの眺望。
温見ルートは短くて歩きやすそう。
登山者がちらほら上がってくる。
能郷谷ルートでは、登りも下りも誰にも会わなかった。
頂上から少し下った所。
帰りはモヤが晴れて良く見える。
頂上付近に社が見える。
高原みたいで良い風景。
山あいと麓が見える。
快晴ではなかったし、登りは全然見えなかったけど、割と良い山登りが出来た。
2人で2Lのお茶を持っていったけど、足りなかった。
能郷谷ルートは途中に水場が無いし、序盤の急坂で消費するから、飲み水は充分気をつけた方が良い。
駐車場付近も売店や自販機が無いから、余裕を持って用意しておくと良い。
登山道はルートを見失う事はないけど、良く整備された遊歩道みたいな登山道ではない。
ゲートから登山道入口までの林道を歩くのが苦痛。特に帰り。
林道部分が無ければ登り3時間程度なので、日帰り登山には丁度良い感じなんだけど。
登りで4時間も掛る登山がどういうものなのか全く想像できなくて、果たして登りきれるのかどうか自信が無かったんだけど、なんとか登って帰ってこれた。
これは凄く良い経験になったし、達成感も有り、凄く感動した。
特に、必要以上に手が加えられていない登山道は自然な感じで、「山登りをしている」っていう感覚を強く感じて良かった。
良い経験をした山登りだった。
能郷谷ルートを選定した同行者に感謝したい。



