- 星に願いを、月に祈りを/中村 航
- ¥1,680
- Amazon.co.jp
★★★★☆
小学生のアキオ、大介、麻里は、夏の学童キャンプで、夜、ホタルを見るため、宿を抜け出し、川に向かう。ようやく川にたどり着いた3人は、偶然ラジオから流れる謎の深夜放送を耳にする。その後、中学で野球部に入ったアキオは、一学年先輩の放送部員・里崎さんを好きなるが、告白できないまま、時間が経過する。高校生になったアキオは、夏休みに、かつてのキャンプ場を訪れ、再び謎のラジオ番組を聞き、あることに気づく。そして、さらなる時間が流れ、アキオたちは大人になった。物語は、大きく動き始める――。
レビュー
中村航の新作。
今までは恋人同士の2人がメインのストーリー展開だったけど、今作は結構いろんな人が絡んで展開もちょっと複雑。
幼少の頃からの展開のさせ方もストーリーも上手くまとまってる。
ちょいとファンタジックな要素も有るけど、
「確立の波として、雲のように漂っている」
って言ってしまえば、それもそんなものか。
10代なら評価は高いかもしれない。
良い話なんだけど、でも僕はこの作者の何とも言えないユルさが好きだった。
今回はそういう印象を受けない。
まぁ、それにこだわる必要は無いし、これからもっと作風を変化させていくべきだとも思うけど。