週末に子供と虫捕りに出掛けた時に捕まえたオタマジャクシ。
その後もちゃんと育って、両足が生えた。
しっぽが付いてるから、小さなカエルっていうよりは小さな恐竜みたい。
もうすぐカエルになるね。
「カエルになったら放してあげようか?」
って子供に聞いたら、
「あの山に返しに行きたい」
って言った。
そうだね。
元の山に返してあげるのが一番かもしれないね。
翌朝、ラジオ体操の後に子供がオタマジャクシを見ると、鉢は空になってた。
いくら探してもオタマジャクシが居ない。
フタをしていた網は荒らされていないから、ネコに襲われた訳じゃなさそう。
死骸も無いから死んだ訳でもないみたい。
カエルになって出て行ったのかな。
足が生えたから、水はもう必要無くなったんだね。
まさか一日で居なくなってしまうとは思わなかった。
子供達はとても寂しそう。
カブトムシやクワガタが捕れなかったから、仕方なく捕まえてきたオタマジャクシだけど、「仕方なく」って思ってたのは僕だけだったみたい。
正直、でっかいオタマジャクシは「キモッ!」って思えて持って帰りたくなかった。
子供が渋るから、仕方なく持って帰ってきたんだけど、いつの間にか愛着がわいてた。
子供の純粋な好奇心は、時に残酷だけど、時に素晴しいと思う。
おっきなオタマジャクシは、小さなカエルになった。
元気なカエルになると良いね。
そのうちカエルの鳴き声が聞こえると良いね。
カエルに良く似合う鉢だったんだけど、外の世界の方が良いよね。
山に返してあげられなかったのが残念。