日曜日の朝6時。
目覚ましを止めて、布団を抜け出す。
シャツを着替えて、念入りに柔軟体操をする。
そして、ドアを開けて走り出すんだ。
今年は暑かったり、寒かったり、変な気候が続いたけれど、日曜日の朝はとても清々しい。
どこまでも澄んだ5月の朝の空気。
少し強めの風は、暑くも無く、寒くも無く、ランニングする身体に心地良い。
なんて気持ちがいいんだろう。
うっかりストップウォッチのスタートボタンを押し忘れてしまったよ。
だけど、そんな事、どうでも良いんだ。
タイムとか、トレーニングとか、そんな事はもうどうでも良くて、
田植えが済んだばかりの小さな稲や
収穫を控えた黄金色の小麦の穂を揺らす春の風に身を任せて
僕はただどこまでも走り続けていたいって思ったんだ ・ ・ ・
っていうのはちょっとウソ。
本当は寝ぼけててストップウォッチ押し忘れただけ。