名護岳トレッキングを楽しんだ後、

名護博物館へ向かいました。


以前の名護博物館は名護市東江、

オリオンビール工場近くにありましたが、

2023年5月に現在の場所でリニューアル。


古い方には小学校だか中学校の

社会見学か何かで行った記憶はあるけど、

新しくなってからは今回が初。




移転して敷地もかなり広くなってます。
博物館も立派な建物になってます。



葬祭場っぽいと思ったのは自分だけ???



ロゴもかわいいです。



敷地内にある再現された古民家。
周りは高い木々に囲まれていて、
街中っぽさを感じさせない広場。
子どもたちが虫取りしてました。



博物館エントランスの壁にあった
木でできたフロアマップがかわいい。



異なる色の木材を5種類使ってます。
イヌマキ、イタジイ、
オキナワウラジロガシ、
タブノキ、センダン、
どれもやんばるの森に生えてる木。
 


入ってすぐのところにクジラの骨格標本。
これがある1階は無料エリアです。

券売機でチケットを買って
横にある受付でチケットを提示すると
2階の有料エリアを観ることができます。

入場料は一般、名護市割、やんばる割、
と居住地によって異なります。

【一般】
大人:440円
高校生・大学生:330円
小・中学生:220円

【名護市割】
大人:260円
高校生・大学生:170円
小・中学生:80円

【やんばる割】
大人:330円
高校生・大学生:220円
小・中学生:110円

やんばる割は国頭村・大宜味村・東村
今帰仁村・本部町・伊江村・宜野座村
金武町・恩納村・伊是名村
伊平屋村に在住の方が対象です。



2階へ上がるとここから常設展スタート。

名護博物館の基本テーマは
「名護・やんばるのくらしと自然」。

名護・やんばるの豊かな自然に育まれてきた
多様な文化や歴史という視点で、
海と山とまち・ムラの3つのテーマで
ゾーニングされています。


まずは海についての展示。


目を引くのは大きなクジラの骨格標本。
左がザトウクジラ。右がマッコウクジラ。

冬から春に北の海から沖縄へ回遊して
沖縄の海で子育てをするザトウクジラ。

ザトウクジラはヒゲクジラ、
マッコウクジラはハクジラ。



ヒゲクジラとハクジラの違いが一目瞭然。

真ん中はハンドウイルカ。



ヒゲクジラ、思ってたよりふさふさ。



反対側から見るとこんな感じ。
右の骨格標本はシャチ。
シャチはハクジラ。歯が鋭くて、
さすがは「海の王者」。

イルカとクジラは大きさの違い。

名護といえば「ピトゥ漁」。
小型の鯨類を名護あたりの方言では
「ピトゥ」といいます。
「ヒートゥー」ともいいますが、
やんばる辺りはハヒフヘホが
パピプペポになる特徴があります。
山羊も「ヒージャー」ではなく
「ピージャー」だったりします。



ピトゥ料理。
左から炒めもの、フライ、汁。
刺身や炒め物は食べたことあり。



貝塚時代の展示もちょっとだけあります。



北谷町立博物館でも学んだばかりだけど、
名護のあたりもきっと山の恵と海の恵と
暮らしやすい場所だったのでは?


ちょうど人が少ない時間帯だったから
たくさん写真を撮ることができました。
(撮影禁止マークがない展示は個人利用なら撮影OK)

写真が1回で載せきれないので
後編へ続きます。


名護博物館