のんびり快適に過ごせたホテルを後にし、
向かったのは町内のとあるエリア。

円錐カルストの山々がきれいに見える、
開けた田園風景みたいなとこを探してて。

Googleマップの航空写真から
山の谷間の開けてそうな平地を予想し、
そこへと向かってみました。
事前情報無しの完全にノープラン。

この日の昼はホテルランチ予定だったので、
ガッツリ山登りとか汗かくことはできず、
服装もアウトドア向けじゃなかったので、
主に車を走らせて景色を探す旅です。



キレイだけどちょっと惜しい!!

手前のススキが長すぎかなー。
あとは奥の山々がもっと大きく見えて、
山の円錐型が目立つ写真撮りたくて。
結構惜しいとこまでは行けたんだけど、
ちょっとここじゃない感の惜しさがあり。

でも天気も良くて空が高くてキレイ!
気持ち良くなる景色でした。

今回本部町のカルスト地形の魅力に
すっかりハマってきたので、
今後も撮影ポイント探しに行ってみます!


1月の本部町といえばサクラ。
八重岳の道沿いは桜が咲き乱れ、
週末は県内から多くの人が集まります。
今回はのんびりストレスフリーが目的だから
人が多い八重岳は寄らなかったんだけど。

でも本部町は八重岳以外にも桜がたくさん!
素敵な景色を求めて車で走っていると、
色んなところで桜を見ることができました。


こんなところとか。
道沿いに植えられている場所が多い。



桜の花の間からは海が見えたり。



ここもとても素敵でした!!
橋を渡った先から桜が満開で。

思わず車止めたくなる景色でした。
 

車もほとんど走ってないから、
じっくり撮影することができます。
八重岳だとこうはできない。
しばしこの風景をひとり占めです。




淡い桜色のソメイヨシノも憧れるけど、
濃いピンクの寒緋桜もこれはこれでキレイ。
沖縄の空と緑の濃さにはこれが負けないかな。

色んな道に進んでみると
ほんと素敵な風景がたくさんでした。


「ふぷがーばし」という橋があって、
大川(ふぷがー)という湧き水が流れてたり。

沖縄の方言で「大きい」ことを
「うふ」というんだけど、
北部って〈は行〉に半濁点がついたりする。

例えば山羊の「ヒージャー」が
北部だと「ピージャー」になるし、
イルカの「ヒートゥー」も
「ピートゥー」になったりする。
だから「うふがー」じゃなくて
「ふぷがー」なのかも???



こんな道とかも通りました。
ポツンと一軒家に向かってそうな
めちゃくちゃ細い道とか。
しかもすぐ脇は溝か斜面みたいな。

ほんと昔ながらの集落とか抜けたり、
景色を楽しみながらドライブしました。
昔ながらの風景が残る集落にも
桜の花が満開だったりとかで、
何気ない民家の風景も良かったです。


たまたま地図で見て気になった
「カーミバンタ」にも向かってみました。
移動途中にたまたま地図で目にしただけ。
どういう場所かは行ってみてのお楽しみ、
ということで気ままに向かいました。

沖縄の方言で「バンタ」は崖。
〇〇バンタという名の場所は崖があって、
その上からの景色が良かったりとかします。
海に近い位置の〇〇バンタとかだと
海を見下ろす景色であることが多いです。

カーミバンタは位置的には内陸の山間。
でもカーミバンタという名前なんだから
崖があることは間違いないんだろうけど。
どんな景色なのかワクワクです!



カーミバンタへ曲がるところも桜が満開。
ここを曲がるとすぐにカーミバンタへ到着。



両側が切り立った崖になっています!
おそらく自然に浸食された岩。



褶曲や断層なども見られます。
円錐カルストの岩が特徴的な本部町の地形、
こうしたところにも岩の面白さというか、
長い時間をかけて自然が作った地形、
それらを感じさせる風景があります。



この岩と岩の間を歩くと空気がひんやり!
ここだけ冷たい空気が流れていました。
なんというか、ピンッとした空気感?

カーミバンタの情報があまりなかったので、
詳しい情報をお伝えできませんが、
こちらも素敵な景色でした。

本部町の地形と桜を眺める旅、
ノープランだったけど色々まわって、
本当に素敵な風景をたくさん眺められ、
また時間をかけてまわりたいです。
次は2泊くらいで計画を考えていますにっこり

地質学詳しくはないけど割と好き。
ブラタモリ今年の4月にレギュラー復活だし、
本部町の円錐カルスト編やらないかな。
円錐カルストって日本で唯一
本部半島だけにあるカルスト地形。