てだこウォークを完歩したあと、
ゼッケンと完歩証を提示すると
浦添市美術館の常設展が無料で、
せっかくなので見学をすることに。

浦添市美術館は全国でも数少ない
漆芸品を中心とした美術館で、
琉球漆器の歴史が展示されています。



動画はやフラッシュ撮影は禁止だけど、
写真撮影可でした(一部撮影不可作品あり)。





中国の影響を受けて技術発展した
古琉球(12世紀後半~1609)の漆器は
掘った線に金を入れる技法や
貝を用いた螺鈿技法で作られています。



近世琉球(1609~1879)の頃は
中国皇帝や日本の将軍への贈答品として
黒漆に螺鈿の漆器が多く作られたようです。


戦後のアメリカ人向けのものも
黒漆のものが多かったようですが、
沖縄観光が盛んになってきた頃からは
朱漆にハイビスカスなどのデザインで
南国的なものが増えてきたそうです。



それにしても美しい。

琉球漆器の器も欲しいけど、
ちょっとまだ手が出ないです。


バクが可愛い近代作品。


浦添市美術館の建物いえば
国道330号から見えるあの建物、
八角形のドーム型の屋根や塔が
不思議な雰囲気を醸し出しています。

塔にのぼれるのは知らない人も多いのでは。


のぼってみたので動画にまとめました。

展望塔は美術館の外側なので、
入場料などは不要です。