本日2月22日は「ねこの日」ですね猫

 

 

栄町に行く度に地域猫とたわむれてます。

 

 

街歩きをしていると猫探しをしてしまいます。

 

 

可愛い猫の写真をたくさん見かける

2月22日の猫の日ですが、

あえて重たい問題を書きます。

 

 

冬でも温暖な沖縄、野良ネコも多くいます。

そして色々な問題も多いです。

 

 

世界自然遺産に登録されたやんばるや奄美は

そこにしか生息しない固有種の動物がいて、

野生化した野ネコが希少な絶滅危惧種を捕食。

 

日本に元々いたネコ科の動物は、

イリオモテヤマネコとツシマヤマネコで、

いわゆるイエネコは人間に連れてこられた。

新しい環境でただ生きているだけのネコ。

いつの時代も動物は人間の都合で

利用されたり邪魔者にされたり。

 

増えすぎた野良ネコの問題については、

その保護をめぐってのトラブルなども多く。

 

 

昨年南大東島での多頭飼育崩壊がニュースに。

猫をたくさん保護して育てている方って、

元々猫がかわいくて助けたくてだと思います。

それが抱えきれないほどのキャパオーバー。

 

猫に関する住民トラブルも多いですよね。

エサは与えるけど管理不十分な方とか。

置きエサ、糞尿、悪臭、繁殖、鳴き声、、、。

ネコが嫌いな人にはたまったもんじゃない。

善意のつもりで猫にエサを与える人と、

そこから生まれる諸問題に悩まされる人。

 

仕事で置きエサ問題に関わったことあります。

店舗の敷地内へ近所の方が置きエサをして、

残された餌は置きっぱなし、糞は片づけない。

古いエサにゴキブリや蝿が集まったり。

お店の方が注意をすると逆ギレをしてしまう。

本人は猫のために良いことをしているつもり。

トラブルの原因はだいたいその認識の違い。

お店も敷地内の置きエサには困っているが、

猫をかわいがるなということではない。

場所とやり方を考えてほしいという感じ。

この場所での置きエサを止めてもらうよう、

やんわりと伝え続けて収まりはしました。

 

こういうトラブルが多いために

エサやりに対して嫌悪感を持つ人もいる。

その嫌悪感は怒りへと変わり、

怒りの矛先が罪のない猫へ向くこともある。

 

 

野良ネコへの虐待のニュースも少なくない。

公園の地域猫が毒殺されているとか、

殴られてケガをしたり死んだりというのも

沖縄でも割とよく聞くニュース。

 

TNRで繁殖しないように対策をして、

エサも清掃も管理する地域ネコとは違う。

ただ無責任にエサをばらまくだけなのは、

結局不必要に繁殖してしまい、

また野良ネコが増えることに繋がる。

 

エサを与えたら食べ終わるのを確認し、

残った分は片付けて置きエサをしない。

糞もきちんと清掃をする。

TNRは増やさないこと以外に、

繁殖期特有の鳴き声の抑制メリットも。

トラブルに繋がりやすい諸問題を

こうして消していくことはできる。

 

 

公園で見かけるネコはさくらねこが増えた。

前は人の管理下に無いままに増えすぎ、

やせ細ったりケガをしていたり

明らかに健康状態が良くない猫が多かった。

 

野良ネコの寿命はそう長くはない。

TNRはその命を見守りながら、

同じような猫を増やさないように、

野良ネコを徐々に減らしていく活動。

 

 

沢山いる沖縄の野良ネコ。

問題解決のための団体も増えている。

でも保護活動の多くはボランティアや

寄付などで厳しい状況でやっている。

きっと全国的にも同じ状況だと思う。

 

 

沖縄で有名な保護団体も経営悪化。

あまりにも抱えすぎた保護猫の数。

飼育頭数が増えれば人員も必要。

しかしそれには費用もかかる。

人員が少なければ管理は不十分。

絶対に善意だけでは成り立たない。

 

 

ここまでで既に十分長いので、

これ以上は割愛したいと思いますが、

野良ネコに関して問題が山積みです。

人間が生み出してしまった問題なので、

懸命に生きているだけのネコに罪は無く、

人間が解決していかないといけませんね。

 

ねこの日、色々考えてます。

 

 

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