大切な家族が永遠の眠りにつきました。
先月の末ぐらいから食欲がなくなり、
ここ最近はほとんど餌も食べれない状態が続いていた。
今朝、仕事で朝早くから現場に出ていて、
その時に何度かケータイがなっていたのが気になって、
昼休みにメールを見たら母からの知らせだった。
苦しまずに、静かに眠るように息をひきとったとのこと。
そのメールを見た後はさすがに動揺もあった。
でも、必死で押さえてなんとか仕事をしていた。
仕事を早めに切り上げて、帰宅する前にメールを見たら
姉夫婦たちも集まって、埋葬が済んだ旨の連絡があった。
大好きなボールも一緒に旅立った、
家族が集まって見送りができた、とのこと。
次の休みにはずっと一緒に過ごすつもりでいたのに、間に合わなかった。
今朝は、仕事で早かったこともあって、
顔を見ずに、声もかけずに家を出てしまった。
その後のことだった。
看取ることもできなかったし、見送ることもできなかった。
仕事から帰る車の中では、涙で景色が滲んで、
何度も運転できない状態になった。
ようやく帰宅して、すぐに庭の片隅の墓へ線香を供えた。
暗い庭でしばらく11年間のことを思い出していた。
海が好きだった。夏には何度も海へ連れて行き遊んだ。
何時間たっても帰ろうとしないくらい、海で遊ぶことが好きだった。
なんとか家へ連れて帰ると、いつも疲れきってすぐに眠っていた。
木の枝やボールを投げると、必ず走って取りに行っては
得意げな顔をして持ってきた。
そして、また投げるようにと鼻を押し付けてきて即した。
朝、声をかけれずに家を出てしまったことを考えると
後悔の気持ちでいっぱいになる。
気がつけば、朝が近づいている。眠れない。
でも、朝が来ればまた何事もないように仕事へ行かなければいけない。
今は悲しんでもいられない。
ありがとう。
R.I.P. 安らかに眠れ・・・