「青春ジャズ娘」って三回言ってみて!
いやー、しびれる映画を観ちゃったよ。
<青春ジャズ娘>
もう、口にするのも恥ずかしい題名からして、いかしているんだけど。
内容はさらにカッキーです。
大学のジャズバンドのメンバーの引き抜きや葛藤、恋。
まさにこれ全編青春。
青春ジャズ娘って題名の割には、女の子の主役見当たらないんだけど、
そんな細かいことは抜き。
新倉美子がきれいなのと、
江利チエミが披露する歌の二十分の一、位の演技力なのが、ぞくぞくするのさ。
ジョージ川口のビッグ・フォーや当時の銀座の感じ、
高島忠夫や天地茂がジャズってるのが、何とも楽しい映画です。
こんな面白いものが、あまり騒がれていないのは
もしかしたら、最後の方で映画の撮影シーンに
ミンストレル・ショー(江利チエミが顔を真っ黒に塗っちゃっている)が出るからなのかな。
当時はOKだったけど、今は難しいよね。
惜しいな。
そのシーンだけカットして、ロードショーでやらないかな。
大きな画面で見たいので、絶対観に行くけどな。