当店シンカム のシェフは "OPEN" と "CLOSE"という単語をよく使う。


開店、閉店、窓の開け閉めはもちろんのこと、

ガスの火をつけるのも「OPEN」、エアコン、テレビ等電化製品の

スイッチを入れるのも「OPEN」である。そして消すのは「CLOSE」。


日本人にはシェフの英語の語彙が少ないので

知っている「OPEN」と「CLOSE」という単語を何にでも使っていると

誤解されるが、実はタイには「開ける」「閉める」と「つける」「消す」

の区別がないのだ。


「開ける」&「つける」は 『パァ』、「閉める」&「消す」は『ピッ』

という何とも簡単な一言で事が足りてしまうのだ。


簡単な一言と言えば他にもある。

身近なところで、叔母さんが「パー」、お兄さん&お姉さんは「ピー」、

お父さんが「ポー」で、お母さんが「メー」である。


日本人が家の奥にいる母親を「お母さーん、お母さーん」と大声で呼ぶように

シェフは母親を「メーメー」と呼ぶ。


ところ変わればであるビックリマーク



シンカムのシェフは ”アヒル”が大好きである。


池や沼地のようなところを通りがかるとアヒルがいないか注意深く見ている。

いれば捕まえてやろうという意気込みである。


日本に野生のアヒルなどいる訳ないのに・・・


もちろんアフラックのCMにも敏感に反応する。

あのCMをおいしそうと思って見ているのはおそらく奴だけだろう。


そしてドライブ中に見つけた「TOYOPET」の看板。

日本語が読めないシェフでもこれは読める。


「TOYOPET、TOYOPET、PET、PET、PET!!


やけに嬉しそうにひひ


そう、タイ語でアヒルは「ペッ!!


アルファベットで表記すると「PET」である。


本当にアヒルが大好き!?なのである。

数日前のことである。

ディナーコースを予約のお客様が素材を持ち込まれた。


「とかどへちま」

少し細身のへちまで十の角があるから「とかどへちま」というそうである。


「とかどへちま」を見たシェフ。

「タイある!! タイの名前はブアップ!! 日本もあるはてなマーク」と、嬉しそうニコニコ


日本ではまず見かけない代物である。

しかも、まず食べない。

日本での使い道は体を洗うものである。


さて、その料理方法。

荒く皮をむき、ざく切りにして水にさらし、

鶏肉や玉葱、シメジ等と一緒に炒め、

味付けのメインはオイスターソース。


意外といける味であるビックリマーク


シンカムは素材の持ち込み歓迎の店。


東南アジアの野菜を畑で栽培中のお客様。

ぜひご持参下さいませ!!