BEEHIVEミツバチの原点 引き継がれる生命 | Beehiveのはちみつがもっと好きになる!

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みかんの花が満開になりました。

辺りにはいい香りが漂っています。

ここ静岡県は温暖な気候に恵まれ柑橘類

の栽培が盛んですが、一般に「暖地」と呼

ばれる地域は温州ミカンが栽培できる所だ

と思っていただければ分かりやすいかも

しれませんね。

 

ミカンの花の蜜を吸うミツバチ。

当店のミカンのはちみつは「雪星」

いう商品名になっていますが、それはこの

雪のように白い星型の花からイメージした

造語なのです。

 

ところで皆さん、「みかんの花咲く丘」

いう童謡をご存知かと思いますが、この

歌碑が伊豆半島の伊東市を通る県道沿い

に建てられています。

 

あまりにも有名なこの童謡の歌詞は静岡県

富士市出身の作詞家加藤省吾氏によって

書かれました。

歌碑には加藤氏自筆の歌詞が刻まれています。

 

歌詞の隣には 楽譜も刻まれています。

作曲家海沼実氏が伊東に向かう汽車の

中でこの曲を作ったとのこと。

 

私はこの歌碑を見るまで、この曲はずっと

3/4拍子だと思い込んでいたのですが、

実は6/8拍子だったんですね。

3/4拍子も6/8拍子も聞いた感じはよく似て

いますが、リズムのアクセントに違いがあります。

 

さて、こちらはミカン畑の側に並べられたミツバチの巣箱。

ミカン畑海に面した急峻な斜面に段々畑

なっている事が多いのですが、この地形に

よりミカンの木は太陽からの直接光の他にも

海面からの反射光も受けることができ、より

多くの日光を浴びることが出来ます。

 

優秀なミツバチの巣箱は二階建てから更に

三階建てに増築されています。

これを 「三段継ぎ」 と言いますが、

二段にされた巣箱二つ分に匹敵する集蜜

能力があります。

人間の職場に例えると、従業員数の多い

工場の方がより生産量が上がるというのと

一緒ですね(笑)

 

巣箱から取り出された巣板

 

巣板に貯まったミカンのはちみつ。

濃縮されて糖度が十分に上がったところは

ミツバチによって蜜蓋がかけられます。

 

はちみつを搾り終えた巣板は再び元の巣箱の

中に戻され、繰り返し使われます

 

何を隠そう

私の実家も 和歌山県のミカン農家 で、

今は亡き父が農園の中にミツバチの巣箱を

置いてミカンのはちみつを採っていました

 

この子たち、実は50年前に私の父が

養蜂を始めた頃からの末裔だったのです。

 

Beehiveの原点は何と

50年前の私の実家のある

和歌山県にあったのです。