『素直な人はよく伸びる』
というのは本当だと思います。
二十年以上教員をやっていると、
なんとなく伸びやすい子と
伸びにくい子の違いはわかります。
素直に実行する子は確かに伸びます。
しかし、なんか方向性が間違ってしまう子はなぜなんだろう。
一生懸命やっているのは変わりないのに…
伸びていく子と
伸び悩んでいる子、
二人とも
言われたことを実行してるという点では、
一見素直そう。
だけど、
結果が伴わないのって、
伸びてこない子は、
『指導や助言を自分の都合の良いように
解釈しているのではないか』
と思うのです。
自分を客観視できないのです。
『〇〇さんはこれがいいって言っていた。』
『これで東大に受かった人がいる』
『有名な先生がこれがいいといっていた。』
などなど言うことは共通して
『誰かのウケウリ』
あなたはどこに向かっているのですか？
まずはあなたの目標をしっかりと立てること、
そして必要なことを考えましょう。
講座にいくら払ったから、
教えてくれたすごい人だから、
時間を費やしてきたから、
そんなことは関係ありません。
あなたに必要なければ
無意味な努力はやめて
正解ではないでしょうか。
闇雲に行動だけを続けるのではなく、
自分の行動の結果はどうなのかを
分析する必要があります。
受験生なら
テストの結果、
お仕事をしている人なら、
自分がやっている仕事の
振り返りは絶対必要ですね。
数字の分析が苦手という人は
実はダメな自分に直面したくない？
だんだんよくなっているのかどうかくらいは
数字が苦手な人でもわかるはず。
逃げずにちゃんと直視して、
必要なら軌道修正していきましょう。