昨年３月の「バイデン大統領が、プーチン氏を『人殺し』」だと思うかと聞かれ、『思う』」と答えていた」報道に、当時私は、「プーチン氏を刺激する発言をあからさまに述べても大丈夫なのか」と心配したが、今ははっきり「プーチン氏は人殺し」だと言うことができる。
プーチン氏がウクライナ進撃を思いとどまったら、戦争犯罪者として起訴され、命の危険にさらされることになるから、プーチン氏は引くに引けない状況ではないかと思う。
プーチン氏の軍事侵攻を止めるには、軍事力で対抗することだとわかっていても米国では、秋に中間選挙があるから、バイデン大統領は米軍のウクライナへの派兵を早々に否定している。
トランプ前大統領が厳しいバイデン批判を繰り広げていることに大きな懸念がある。トランプ氏は「プーチン氏は天才」と賞賛し、あとで軌道修正したようであるが、トランプ氏は、プーチン氏と同じように独裁者傾向が強く、米国第一主義を掲げているので、トランプ氏が台頭してくることは怖く、とても心配している。
ロシア政府系テレビ局のニュース番組で反戦を訴えるプラカードを掲げた女性ディレクターのとった行動は、勇気ある行動で絶賛の拍手を送りたい。
このような勇気ある行動で、ロシア国内で反戦デモが激化してプーチン大統領を一刻も早く失脚に追い込めないかと祈りたい気持ちで一杯である。
投稿：2022年3月16日