今日、第41回大阪国際女子マラソンをテレビ観戦しました。
優勝した松田瑞生さんですが、努力が半端じゃないとわかるので、ゴールした瞬間に涙が出そうになりました。
優勝インタビューで、「素直に・・・」の次に「嬉しい」という言葉が返ってくると思ったら、「悔しい」という言葉が返ってきたのは意外でしたが、それだけ2時間19分台にかける思いが並々ならぬものだったのでしょう。
しかし、「優勝という結果で終われたことを嬉しく思います。」と素直に語り、母親と抱き合って喜んでいる姿を見て、優勝した喜びは格別だったと思います。
誰よりも努力して超一級ランナーの実力をつけながらも悲願の東京オリンピック出場が叶わなかったのは、本当に悔しかったと思います。
そんな彼女の悔しさをバネに「這い上がったる!」という思いがひしひしと伝わってくるレースだったので、ゴールした瞬間に涙がでてきそうになりました。
※ 松田瑞生優勝タイム:2時間20分52秒
2018、2020年に続く3度目の優勝
投稿:令和4年1月30日(日)
追記
松田瑞生選手の悔しい思いは、2時間20分を切れなかったことではなく、一山麻緒選手が2020年3月の名古屋ウィメンズマラソンで出した2時間20分29秒を上回れなかったことだったようです。今朝の新聞で知りました。
彼女が2020年1月の大阪国際女子マラソンで優勝し、東京オリンピック出場切符をほぼ手中に収めることになりましたが、まさか名古屋で一山選手が好記録を叩きだし、悲願の東京オリンピック出場が叶わなくなったのは残念無念だったと思います。
彼女の目標は常に一山麻緒選手の記録を破ることで、それが今回達成できなくて、「素直に悔しい」という言葉がでてきたのだとやっと理解できました。
選手同士互いに闘志を燃やしながら、切磋琢磨することで、日本の女子マラソン界がレベルアップすると良いですね。
投稿:令和4年1月31日(月)
シンガープロ 安藤秀樹