歌い手kemiの日記『2020.9.26 両忘』 | 歌い手kemiの奏(singer/songwriter)

歌い手kemiの奏(singer/songwriter)

毎日のことをつらつらと。
今日も唄います。


皆さん、こんばんは。

kemiです。


先日は泣きながら

歌の練習をしました。。笑

悲しいことがあった訳ではなく

ただ、申し訳なかったなという

そんな想いでした。


✳︎


私は元々家族に

毎日のことを話したり

自分のことを話したり

するタイプでしたが、


ここ1〜2年は

母以外にはあまり

必要最小限のことしか

話さなくなっていたこともあって


それで別にいいと思っていました。


話したいことがあれば話すし

それで特に問題ないと。


でも、その自分の変化によって

不安にさせたり

嫌われているんじゃないかとか

誤解させてしまったりしていたことを

今回知って

すごく反省しました。


あんなに泣いている姿を

初めて見て

それほどまでに

追い詰めてしまっていたのだと。


私が音楽やって

好きなように生きて

時に人と関わって

生きている姿を見たら


そりゃ当たり前に

嫉妬したり

悲しくなったり

してしまいますよね。


私が社交的な人を見て

羨ましいなぁと思うのと同様に


自分はそんな風にできないのにと思うと

腹が立ったり

どうしたらいいか分からなくなったり

するのかもしれません。


家族は距離が近い分尚更です。


孤独の辛さを

自分も分かっているつもりだったのに

それに気付いて

あげられませんでした。

これからどうしようか

どういう風にあるべきか

考え始めるとまた

悩んでしまいますが、


近すぎる距離感も

遠すぎる距離感も


相手を不安にさせたり

傷付けたりするということは

よく分かってきたので、


誰と関わる時であっても

よりナチュラルに

ほどよい地点で

接することができたらいいなと

そう思った次第です。


✳︎


昨日 読んだ大愚和尚様の本で


『両忘』


という禅語が

紹介されていました。


この言葉は


白か黒か、

良いか悪いか、

好きか嫌いか、


これらの両極端の考えを

捨てて、忘れて、

こだわらずに進もう、

という意味を持っているそうです。



今回のことのように

大きな出来事があると、


"自分のことをたくさん話して

何もかもを話して

距離感を縮めなければいけないのか"


それとも


"自分のことは極力話さず

必要最低限の

コミュニケーションをとって

距離感を出来る限り離す必要があるのか"


という

両極端の考えが

いかに間違っていたか、ということを

思い知らされるのですが



人生において立ちはだかる

出来事・物事は全て

白黒はっきりできる訳ではないのだから


グレーでも

それでいいや、と

受け入れる強さを

身につけていきたいなぁと

改めて思いました。

仕事にしても
趣味にしても
何にしても

ひとつのことに
のめり込んで
努力して進んでいくことは
もちろん大切ですが、

時にひとつに絞らずに
手放さずに
歩んでいくことで
もしかしたら別の新たな道が
可能性が生まれることが
あるのかもしれません。


あれこれ

どちらにしようかと

岐路に悩むより


その悩みを抱えて

流れに身を任せた方が

上手くいく場合だってあります。


なので

時に決断することをやめて

そのままの状態を受け入れて

なるようになる、の精神で

流れて揺れていくことも

覚えていきたいものですね。



兎にも角にも


悩みの多い

迷いの多い人生ではありますが

ひとつひとつ
穏やかに向き合って
過ごしていきたいと願う
今日この頃でした。

✳︎

それでは今日は

ここまでにします。


最後まで読んでくださり

本当にありがとうございました。


★2020.7.29より

kemi 4th single「一匹狼」

 world配信スタートしています。


 

 [収録曲] 

01.一匹狼

02. 夏の糸

03. 被害妄想


all wordsmusic : kemi

all arrangement : 高見博


[配信ダウンロード&ストリーミング]

https://www.al-mo.net/releases/kemi_ippiki_okami/


[special thanks]

 jacket designYoshino Mitsu

 recording studio:神宮前レコーディングスタジオ

(engineerRyoei Fujiwara)


現代を生きる

たくさんの方々に

聴いていただけたら嬉しいです。


ではでは

おやすみなさい。


穏やかな日々を。


kemi



 



ーーーーーーーabout kemiーーーーーーー

透き通る歌声で
独特な世界観を創り出す
アーティスト「kemi」。
 "哀しいときには、哀しい歌を。" 
自らのコンプレックスを糧に、
2016年8月より
音楽活動をスタートする。 
 kemiが紡ぎだす純粋無垢な言葉たちは、
嘘偽りのない彼女のココロの叫びだ。

official web site : 

レーベル al+mo  :