在宅勤務が続いている昨今、今まで気づかなかった問題等が出てくることがあります。今回はブラインドの劣化のケースがありました。

 

オーチャードのコンドに住んでいる方で、去年1回目の契約更改をしました。前に奥さんからブラインドがかびているのではないかという話があり清掃業者等に見積もりを取ったことがありましたが、効果がはっきりしなかったためそのままになっていました。旦那さんは奥さんが言っていたことは大したことはないと聞き流していたようですが、自分も在宅勤務となってから1日居ると本当に臭いが酷いということで何とかして欲しいと言ってこられました。

 

電動式のブラインドで、かなり大きなリビングダイニングのスペースで、全部で6枚ありました。

 

そこで家主のエージェントとやり取りをしても中々埒があきません。家主からは『陽が当たる部屋で、カビが生えるのはおかしい』とまで言われました。この家主は外国人の家主で、エアコン、ガスヒーター、テレビの故障などでも結構良く対応してくれていたのですが、自分達が住んでいたこともありこのブラインドの件は中々譲りません。そこで私が自費でクリーニングを行うので様子を見ましょうと提案したところ、流石に家主のエージェントも悪いと思ったのか様子を見に来ることになりました。

 

一堂に会してブラインドの臭いを嗅いでみると、『そういわれればこの臭いは昔からしていたという』ということで一致しました。多分この臭いは感じていたのですが、短時間だとそれ程気になる臭いではなかったということなのでしょう。ただ家におられる奥さんにとっては、子に臭いが嫌で外出するようにしていたということです。ただカビの臭いとはちょっと違うのではという感じでした。何かもっと焦げたようなにおいです。帰宅後ググってみた所、以下のようなサイトが見つかりました。

 

 

 
いずれもアメリカのサイトのようですが、似たような焦げた臭いがプラスチック製ブラインドから出るというものです。これらの記事では劣化ということではなく、新しい物でも有害な化学成分がその原因というようなことが書かれていました。これに当てはまるのかどうかわかりませんが、家主側にこれを送った所新しくカーテンに取り替えるという提案が来ました。
 
全てがこういう風にうまく解決するわけではありません。家主が理解のある人かどうかということも大きな要素だと思います。ただ分からないことでも、結構調べると意外な情報を見つけることが出来ますので、問題があるときはインターネットで調べてみると良いかと思います。
 
カーテンが取り付けられているところです。

 

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