シンガポールでエージェントや修理業者が良く電気関係の問題があるときに、ディービー・ボックス【DB Box】を確認してくださいなどといいます。DB Boxは日本で言う分電盤のことです。配電盤と混同しがちですが,配電盤は大きなビルなどで高圧で送られてくる電気を施設内の設備で使用できる電圧に変換する設備ということです(私も今どっちだっけと調べたとこですが照れ)。DBはDistribution Boardの略で各家庭やビルのフロアなどのコンセントや照明、機械などに電気を分配するための装置ということです。このサイトで詳しく説明されています。

 

さて日本ではブレーカーが落ちて分電盤を確認することはめったにないのではないかと思いますが、シンガポールでは結構ありますので入居したときにどこにあるか確認しておきましょう。玄関の近くのキャビネットの中にあるのが一般的かと思います。ちなみに『ブレーカーが落ちた』を英語で簡単に説明するには、パワー・トゥリップ【Power Trip】といえばわかると思います。ここではこんな英訳例が説明されています。

 

キャビネット内に灰色のボックス  この中はこんな感じです

 

一般的にブレーカーが落ちる理由は、いろんな家電を一斉に使い過ぎの場合と漏電が原因のようです。私のお客さんでブレーカーが落ちたケースでは、以下のような例がありました。

  1. 使っていたトースターが古くコンセントの中のヒューズがダメになっていた。ヒューズを変えたら直った。
  2. 入居時に照明がいくつか点かなくなってていたので、照明器具を変えたら頻繁にプレーカーが落ちるようななった。照明の配線が悪かったようで業者にやり直してもらったら落ちなくなった。

ブレーカーが落ちたときの、問題箇所の確認方法など細かい説明は日本のこのサイトに出ていますので参考にしてください。

 

ただ、特に大きな問題が無くても、落ちる場合があります。そんな時は落ちているスイッチを入れ直して簡単に復旧できる場合もあります。もうかなり前になりますが若い独身の駐在員の方から土曜日に電話があり、『洗濯中に洗濯機が止まってしまった。何とかしてほしい』と電話がありました。『取り敢えず分電盤を見て、落ちているスイッチはありませんか』と聞きましたが、『問題ない』とのこと。その当時は車が無くタクシーで急いで行ってみたところ、ブレーカーのスイッチの一つが落ちていているではありませんか。スイッチを入れ直すと洗濯機が動き出しました。タクシー代払ってくれとは言いませんが、『すみません』の一言位は欲しかったですムキー

 

最後に電気関係で追加情報です。電球が切れたので、節電型の電球に替えたらちかちか点滅して使い物にならないという報告がありました。家主側のエージェントに聞いたところ、照明を明るくしたり暗くしたりする機能(Dimmer:ディマー)の機能がある場合それに対応した電球でないとダメとのことでした。もし以下のような状況となった場合、それを疑ってください。


 

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