阪急電車の大阪梅田駅が現在の駅へ移転して丁度50周年となりました。
50周年記念ヘッドマーク付きの列車の運転や、写真パネル展示等が行われ
本日は大阪梅田駅でイベントも開催されるようです。
早速、見学&撮影に行ってきました。
まず、十三駅でちょっと撮影。
京都線を走る「山田駅50周年」ヘッドマーク付き列車がやってきました。
別の日の撮影ですが、阪急西宮ガーデンス15周年号も走っています。
西宮球場跡に作られたガーデンズ。
今ではなくてはならないショッピングモールとなりました。
その後、10分間梅田方向に向かってタイムプラスで撮影。
撮影していると宝塚線の「ちいかわ号」がやってきました。
ちいかわ号の出発を見守って、すぐに追いかけました。
大阪梅田駅に移動して撮影、ちいかわラッピング電車は
相変わらず大人気の様子です。
神戸線のハチワレ号もやってきて忙しい。
ようやく神戸線用の大阪梅田駅50周年ヘッドマーク付き列車がやってきました。
8000系にヘッドマークが取り付けられています。
ステーションビル17番街をバックに三線同時発車の様子が描かれています。
神戸線のラインカラーに合わせてふとどりは青です。
京都線バージョンもやってきました。
こちらは、マルーン1色の5300系です。
同じデザインで、京都線のラインカラーに合わせて緑に縁取りです。
ヘッドマーク付き列車の車内は、広告類も50周年で統一されています。
中つり広告や、ドア横の広告枠すべてが50周年です。
宝塚線用の50周年ヘッドマーク、いまだに遭遇できません。
駅の外に出て、写真展示も見てみたいと思います。
1階の一角でパネル展示を行っています。
梅田駅自体は1910年開業ですので、既に123年経過しています。
今の駅が完成して丁度50年ということです。
当時のコンコースは非常に豪華でした。
地上から高架駅となりました。
国鉄線を跨ぐため高架の駅でしたが、
国鉄の高架化に合わせて地上に移転しました。
地上時代は阪急百貨店のすぐ前で、現在のグランドビルのある位置に駅がありました。
今よりスペースが狭く、線路も神戸線と宝塚線は各3本に対して、京都線は2本しかなく
長い列車も入れませんでした。
京都線の普通列車は十三駅で折り返し運転を行っていたそうです。
当時1日の乗降客は70万人程度となり、限界に達したことから
線路を後ろに後退させてスペースを確保し駅を移転。
およそ200m後退した関係で、国鉄や阪神、地下鉄谷町線・四つ橋線等の駅から
その分遠くなりました。当時珍しかった動く歩道「ムービングウォーク」を整備し
少しでも歩く負担を軽減させる対応も行われました。
現在の9線10ホームの梅田駅が完成しました。
9線10ホームは現在でも私鉄の駅としては最大規模となっています。
ずらっと並ぶ電車はもちろん、自動改札口も壮観です。
昔の写真を観てみると、新阪急ホテルと線路の間
現在の神戸線ホームのあたりは、民家が密集していたようで
立ち退きしたうえで、ホームの拡張を行ったようです。
地下ショッピングセンターの阪急三番街や、ターミナルビル17番街も
駅と一緒に工事を進め、同時期に完成。
新駅完成からしばらくたって、旧駅跡に阪急グランドビル32番街も完成。
現在では阪急百貨店も建て替えが終わり、旧駅部分の面影はほぼなくなりました。
3番街や17番街、新阪急ホテルもリニューアルが計画され
これからも梅田駅周辺の景色は変わり続けそうです。
いつの時代も変わらない3線同時発車。
昔は神戸線、宝塚線は時代によって、曜日によって10分~12分おき、京都線は15分おきと
サイクルが異なっていたので、3線同時発車は1時間に1~2回の貴重なものでした。
今は全線10分おきとなり10分に1回、1時間に6回の3線同時発車を見ることができます。
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