旅のコラム2026 南海フェリー撤退発表 | 気ままに 短パン旅行

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和歌山市の和歌山港と徳島市の徳島港を結ぶ南海フェリーが

2028年3月末でフェリー事業から撤退するとの発表がありました。

 

撤退の理由は明石海峡大橋や鳴門大橋開通による利用の減少が大きいことに加え

1999年導入したフェリー「かつらぎ」が老朽化し、新造するには45億程度の投資が必要で

援助なしではとても導入できるものではない様子。

2019年に導入したもう1艘のフェリー「あい」だけでの運行は難しいとのこと。

 

2021年以降は債務超過状態になっているようです。

船員の確保状況や、フェリーの状況によっては予定より早く撤退する可能性もあるとのこと。

 

明石海峡大橋開通によって、ダメージを受けましたが、当初は橋の通行料金が高いことや

乗船中ドライバーが休憩できることもあり、一定の影響に留まっていた印象です。

 

しかし、高速道路休日1000円という制度が始まり一般の乗用車も大きく減少

そこで、「好きっぷ2000」という南海電車各駅と徳島港2000円という切符を発売し

巻き返しを図りました。

 

2000円というのは当時の和歌山港~徳島港の乗車券のみで

なんばや高野山等、南海電車どこまででも乗れるという画期的な切符で

現在は乗船券の値上げもあり、2500円という価格になっています。

 

収益の大きいトラック輸送は大橋開通前と比べおよそ現状では8割程度の減少

トラックの場合、フェリーを使うと28500円料金がかかるようですが

高速道路だと燃料代を含めても23700円と、トラックの場合は高額になってしまいます。

 

一方徒歩利用の場合、南海電車と南海フェリーが乗れる

「好きっぷ」を使うとなんば~徳島港2500円と格安です。

 

地下鉄の運賃(240円)や市バスの運賃(250円)を含めても、

徒歩利用なら大阪~徳島2990円と格安です。

 

徒歩客にとっては運賃が安いのですが、お得意様のトラックは割高のようです。

 

フェリーの運航本数は現状は南海フェリーは1日8往復、

早朝、深夜を含めおよそ3時間に1本出るダイヤです。

 

ただ、徒歩利用の場合和歌山港2時40分出航や5時30分出航は接続する南海電車はなく

19時10分出航、21時50分出航の場合、徳島側の徳島市バスが運行終了してる為

8往復ありますが、徒歩利用だと実質4往復しか乗船チャンスがありません。

 

大阪から南海フェリーに乗る場合、地下鉄でなんばに行くか、環状線で新今宮に出て

南海電車で和歌山市~和歌山港へ向かいます。

 

そこから、フェリーに乗り継いで2時間10分。

徳島港から徳島駅までは徳島市バスで約20分。

 

大阪梅田辺りから、待ち時間を含めておよそ4時間半程度時間がかかります。

 

大阪~徳島移動の王道は高速バス

予約時期などにより運賃は多少変動しますが4000円程度。

 

フェリーより多少高くなりますが、所要時間は2時間ちょっとでフェリーのおよそ半分。

道路状況によって遅延する場合もあるかもしれませんが、空いていると実質2時間くらい。

 

高速バスは本数も多く、大阪行きの他、神戸行き等のバスも多数発着し、

10~15分おきに本州方面のバスが出ています。

 

早朝6時台から夜22時台まで高速バスは頻発し、大阪・神戸~高松・徳島・高知・松山

関西と四国の各都市をきめ細やかに結んでいます。

 

JRはどうなのかというと、特急うずしお+快速マリンライナー+新幹線のぞみ利用で

片道9890円とフェリーと比べおよそ3倍、高速バスの倍以上と結構高くつきます。

 

高松と岡山、新大阪での乗り換えがあり3時間20分とフェリーより速いものの、

高速バスより時間がかかります。特急うずしおは1時間に1本と本数は高速バスに劣ります。

 

整理すると・・・

 

高速バスは所要時間や本数が圧倒的に有利、事前予約が確実です。

フェリーの運賃は徒歩の場合有利、超繁忙期以外は予約なしでも乗船可能。

JRは高くて遅くて、大阪方面にはいずれも不利な様子。基本的に自由席があり飛び乗り可能です。

 

このところ、JRはじめ各地のローカル線の存続問題が議論されています。

バスに転換といっても運転手の確保は容易ではありません。

 

フェリーも一部地域では、船舶の不調、船員不足等が原因で、減便されたり、存廃問題も発生している様です。

離島の場合、死活問題として大きな問題となってしまいます。

 

航空機の離島便の場合、存続のためにキャンペーンを過度に行うと

マイル修行者が殺到し、島民が乗れなくなってしまう等問題も起きているようで

公共交通機関の存続問題は一筋縄ではいかない大きな問題です。

 

旅行するときに行きと帰りで違う交通機関を利用すると

帰り道なのに、新鮮な感覚になります。帰り道は寂しくなりがちですが

行きと違う手段を選ぶと旅行の幅も楽しみも広がります。

 

帰り道でも楽しく感じる可能性もあります。

しかし、今後徐々にそういった余裕が無くなりつつあるのかもしれません。

 

 

日常生活のブログ「短パン洗濯中」もはじめました。

合わせてよろしくお願いします。

 

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