会津川口駅では10分の運転停車で、上下列車が交換し再び出発します。
運転本数が少なく、途中下車がままならないローカル線では
こういった停車時間が貴重です。
観光列車でも10分程度の停車時間を設けている駅があり
観光列車の到着に合わせて、地元の特産物などを販売するワゴンが出ていることもありますが、
只見線ではそういったイベントは行ってないようです。
この先の区間が、2011年7月から2022年およそ11年災害のため不通となり
この度無事に復旧した区間となります。
10分の小休止ののちに再び列車が動き出しました。
列車は引き続き只見川に沿って進みます。
鉄橋を渡るタイミングで、川に写る列車の姿を見ることができました。
カーブの先に次に渡る鉄橋が見えてきました。
そして鉄橋を渡ります。
只見川は狭まったり広がったり、景観はめまぐるしく変化します。
川沿いに田んぼが広がる場所もありました。
川から離れた場所を走ることもありますが
基本的にトンネルは少なく、山肌を縫うようにのんびりと走ってゆきます。
今回の復旧区間では「ようこそ只見線」等というのぼりや横断幕が目立ちます。
只見線の復旧という念願がようやくかなったという喜びを感じます。
かかしでのお出迎えが定番のようですが
こういった電車型の人形もありました。
しかし、各駅で乗り降りする人はほとんどおらず、過疎化も進み
実際地域の人が日々利用している様子はありません。
ちらほらと外国人観光客の姿もあったので、今後はもっと観光客の誘致に取り組み
地域外から乗客を取り組んでゆく必要がありそうです。
車窓にポツポツトと家々が見え始め、今回復旧区間の終点
只見が近づいてきました。
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