旅のコラム2021 2階建新幹線 E4系Max引退 | 気ままに 短パン旅行

気ままに 短パン旅行

鉄道旅行が好きですので、旅行ネタ中心のブログになるかと思います。
春は桜、夏は川、秋は紅葉、冬は雪・・・鉄道と絡めて
四季折々の日本を楽しんでおります。

JR東日本の2階建新幹線「E4系Max」が引退となりました。

 

本当は、もっと早期の引退を予定していたものの、2019年千曲川の氾濫で

長野の新幹線車両基地が水没、E7系新幹線10本(東日本所有は8本)廃車となった関係で

必要な車両が出そろうまでの間、少しだけですが延命されました。

 

新幹線の2階建てはかつては、東海道・山陽新暗線、東北新幹線でも走っていましたが

現在では上越新幹線だけで活躍していました。

 

こちらが、以前撮影していたE4系Max。

一般的な新幹線のイメージとは大幅に異なりかなり巨大です。

 

2階建て車両の最大の特徴は、普段より高い場所からの眺望が楽しめること。

防音壁より高い支線で、景色が綺麗に見えるのは楽しいものです。

 

また、登場時、上越新幹線沿線は、新幹線通勤をする人が急増

朝の時間帯は混雑が非常に激しく、なるべく多くの座席があるという事を売りにしていました。

 

8両編成で817人が座れます。

 

中には、8両編成を2本繋ぐと、定員1634人にもなります。

のぞみ号16両編成の場合、定員は1319人となるので

倍とまではいきませんが、オール2階建てということで、定員は大幅に増えています。

 

オール2階建とはいっても、乗降口のドア付近は、平屋建てとなる為

単純に2倍にはなりません。

 

しかし、沢山座れる理由は、2階建という以上に、自由席の場合

3人×3人掛けの座席で、リクライニングもせず非常に窮屈な構造です。

 

通勤で使うとすると、座れるだけでもラッキーって所かもしれませんが

観光で、同じ料金を支払って、いくら眺望がいいとはいえトンネルも多いし

これはちょっと残念な部分です。

 

また、当然のことながら、車内には階段があるので

高齢者や身体の不自由な人にはハードルが高い部分もあります。

 

車内販売のワゴンは、ワゴン専用のエレベーターで対応していたそうです。

 

独特のデザインで人気のあったMaxですが、設備が陳腐なこと以上に

スピードが出せないことが最大のネックだったようで、

最高速度が向上された東北新幹線からは、早々に引退となりました。

 

2階建て車両は、空気抵抗が少なくなる様に、正面は流線型になっていますが

全体的に車体も大きく、重量もあり最高速度は240キロです。

 

今回の引退で、最高速度の向上が図られ、上越新幹線は275キロに統一され

数分程度ですが、時間も短縮されるそうです。

 

Maxの引退によって、新幹線からは2階建車両が一切なくなってしまいます。

 

時代の要請によって登場した2階建新幹線ですが、時代の流れで姿を消してしまいます。

リニアがいつの日か完成した後、東海道新幹線に多少の余裕ができれば

遊び心のある新幹線が走って欲しいなと期待しています。