新型コロナ感染拡大以降、終電繰り上げが大きな話題になっています。
つい1年ほど前、大阪メトロでは終夜運転を行い、インバウンド需要を取り込もうと
実証実験を行っていたのが、まるではるか昔に感じてしまうのが不思議です。
コロナの前と後では世界が全くといっていい程変わってしまいそうな気がして心配です。
終電といえば、以前は梅田などで飲んだりした時、住んでいる沿線によっては
23時を回るとそろそろ終電を気にする人が出てきて、
23時半を過ぎるとバタバタ駅へと駆け込む人が増える印象です。
しかし、僕はこの1年は全く、それ以前ももう記憶がないくらい
終電のお世話になっていません。
年齢を重ねると共に夜に弱くなりつつあるようです。
それはともかく、関西でも、この3月から各社10数分から30分程度終電が繰り上がるとのこと。
そこで今回、終電の変遷を、手持ちの資料で調べてみることにしました。
こちらは、1979年発売のマルーンブック。
阪急で初めて発売された時刻表です。
表紙は阪急電車と同じマルーンカラーです。
非常にこだわりの強い、阪急らしいj時刻表です。
巻頭部分は、路線図や沿線案内の他
当時の阪急電車の豆知識的が事細かに掲載されています。
その後、時刻表になるのですが、一般的な時刻表と違い
駅で無料で配布される、駅別の発車時刻が阪急全駅、駅順に掲載されています。
何時何分に、どの列車が出るのかは分かりますが
目的駅にいつ到着するのかや、どの駅で特急に乗り替えるといいのか等
肝心の欲しい情報が良く分からないというのが最大の難点でした。
1979年時点梅田発の神戸線の終電は
三宮行き(普通)が23時30分(現在は急行が0時ちょうどに発車)。
西宮北口行き(普通)が0時10分(現在0時25分)
当時より15分から30分程度早く終電が終わっているようです。
この、横長のマルーンブック翌年も同タイプの時刻表が発売されましたが
横長で、携帯するのも不自由。
販売不振だったからなのか、本屋で置きにくいことが原因なのか
その後は一般的な時刻表に変更されました。
こちらは、マルーンブックから10年後、1989年発売
ダイヤマップ阪急という時刻表。
こちらも路線図等がありますが、マメ知識は大幅に削減
純粋な時刻表に近い形です。
当時乗り入れていた山陽電車の路線図も須磨浦公園までは詳しく掲載。
京都線の特急もまだ京阪間ノンストップ(朝夕のみ高槻停車)という時代でした。
時刻表本体も、一般的な時刻表スタイルになっています。
この当時の終電は、梅田発、三宮行きは現在と同じ0時ちょうど発の急行。
西宮北口行き普通は現在より8分早い0時17分発となっています。
その後終電が現在の時刻になったのは90年初めころだったかと記憶しています。
以来、終電は遅くもならず、早くもならず、ずっと固定されていましたが
15分程繰り上がってしまいようで、40数年前の水準になってしまいそうです。
自粛が続くと、暫く電車に乗る人も減るだろうし、深夜まで飲みに出る人も減るでしょうから
これでいいのかもしれませんが、コロナが落ち着き、また以前に近い状態になれば
終電の再延長も検討してもらえると助かります。
コロナによる変化といえば、今まで特別料金を徴収する列車は一切走っていなかった阪急電車
観光列車の京とれいんでさえも運賃だけで乗れました。
しかし、ここへきて京都線で有料特急の運転を検討しているとの報道がありました。
まだ、検討段階で何ともいえませんが、コロナの減収を少しでもカバーしたい鉄道会社と
密を避けたい利用者のニーズもあるのかもしれません。
最近は今まで無料列車のみだった、京阪にプレミアムカーや、ライナーが登場したり、
新快速のごく一部ですが、Aシートという有料座席も登場しました。
東京でもの京王のライナーや、東急Qシート等、
従来有料列車が走っていなかった鉄道会社にも有料列車が登場し
東武のTJライナーやTHライナー、西武のSトレイン等、従来の特急専用車とは違う
ライナータイプの有料列車が、相次いで登場しています。
東京で最近登場した有料列車の場合、L&Cカーでも、別途料金を払って乗る人も多いでしょうが
関西の場合、基本的にケチな部分があり、リクライニングができ、ゆったりとした空間でないと
追加料金払ってまでは乗らないと思います。
京阪のプレミアムカーは、横2+1のゆったりしたシートに、アテンダントも乗務し
400円から500円の追加でも乗る人はまあまあ多いようです。
L&Cカーだと、近鉄は無料の急行や準急、普通で使っているし、
そもそも、車端部はロングシートです。
無料で乗れる列車と同程度の座席では、コンセントがある、確実に座れるってだけで、
数百円を追加で支払って乗ろうとまでは思えません。
はたして、報道通り有料列車が阪急から登場するのか?
登場するとしたら、どんな車両になるのか?
こちらは楽しみにしたいと思います。
日常生活のブログ「短パン洗濯中」もはじめました。
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