叡山電車で出町柳まで戻り、京阪電車に乗り換えて祇園四条下車。
地上まで出て、南座の真向かいにある「四条京阪前」というバス停からバスに乗り換える。
南座というと、年末の風物詩「まねき書き」を見ることができる。
「勘亭流」という書体で1枚1枚書き上げられる。
客席がお客さんで埋まるようにとの思いが込められているとのこと。
まねき書きを見ながらしばらくバスを待っていたが、道が混んでいて、四条河原町まで来ているバスが
四条京阪前まで中々来ない。そうこうしているうちに、バス停には黒山の人だかり。
外国人観光客や修学旅行生が多く、ようやく到着したバスも積み残しが出るほど
車内は身動きも取れないほどの満員状態になった。
そのほとんどは、清水坂で下車し、清水寺を目指すようだ。
修学旅行というと、秋に行う場合には10月や11月くらいまでかと思っていたが
12月になっても、沢山やってきているようだ。
この日は、熊本や福岡、宮崎といった九州方面の学校が多いようだった。
修学旅行生のお土産一番人気は、「京ばあむ」だった。
皆、京ばあむの手提げ袋を下げて歩いてるのが印象的だった。
実は食べたことがないのだが、京銘菓「おたべ」と同じ会社の商品だ。
大混雑のバスを降り、大混雑の道を歩き、どうにか、清水寺に到着した。
紅葉の時期が遅くなる傾向にあるので、観光シーズンや
修学旅行のスケジュールも以前より遅くなっているのかもしれない。
舞台からの景色より、舞台を眺めるほうが僕は好きだ。
京都らしい風景だ。
ゆったりとした時間を過ごすことができる。
順番に並んで、頂いてきた。