松本駅で一旦途中下車し、駅弁を購入。
その後、直接長野へ向かっても良かったのだが、姨捨駅で再度途中下車した。
改めて書くまでもないが、ここからの眺めは日本三大車窓としてあまりにも有名な場所だ。
三大車窓のうちの一つは、すでに廃線となっており、列車から眺めることは不可能だ。
もう一つは、肥薩線からの車掌で、こちらは九州南部ということと、列車本数も少ないということで
簡単に見ることができないが、ここ小名捨ては、普通列車や特急列車が1時間毎に走っており
日本で一番簡単に見ることができる日本三大車窓となっている。
特急しなのだと姨捨駅には停車せず、スイッチバックも行わず一瞬で通り過ぎてしまうが
普通列車だと必ず駅に停まるため、スイッチバックも行い、長い時間景色を楽しむことができる。
物語の要約は・・・
昔お年よりが嫌いなお殿様の命令で、60歳を過ぎたお年よりは
山に捨てなくてはならなかったのだが、ある若者が親を捨てにいったもののの
若者が帰り道に迷わないように、捨てられるおばあさんが枝を折り目印を付けてくれた。
母親愛情を改めて知った若者は、親を捨てきれず、家に連れて帰り、かくまることにした。
その後、隣の国のお殿様が、無理難題を吹っ掛け、
若者がかくまっている親に相談したところ、解決方法を教えてもらえ
それを知ったお殿様も、えらく感動し、姨捨はその後行われなくなったとのこと。
お年よりは大切にという言い伝えだ。
昔話に出てくる、「灰で綯った縄」まで再現されて、駅舎内に展示されている。
灰で縄を綯うには、塩水に浸したわらで縄を綯い、焼きあげると完成するらしい。
次の列車まで約1時間。
三大車窓とはいえ、1時間も景色を眺めるのは退屈だが
こういった展示物を眺めていると、あっという間に時間が経過する。
いつもは特急で通過していても、たまには途中下車してみたい駅である。



