今度は観音駅へやってきました。
本銚子駅と観音駅の間には銚子電鉄で唯一遠目ですが海が見える区間を走ります。
そういえば、木製の枕木も、犬釘も最近ほとんど見かけなくなってきました。
観音駅とは、近くにある銚子観音に由来するのですが
駅名とは裏腹に、駅舎はスイス登山鉄道風へと改築されています。
この駅には、銚子電鉄のもう1つの名物、たい焼きやさんがあります。
もちろん銚子電鉄直営店で、1976年「およげたいやくん」ヒットによる
たい焼きブームのさなかに誕生したお店です。
以来たい焼きブームが去ろうが、35年以上営業しており
味には定評があります。
僕が子供の頃から本等で鉄道会社がやっている「たい焼きやさん」
等と紹介されており、ずっと是非とも食べてみたいと思っていたのが
ようやく今回実現しました。
ぬれ煎餅は観光客向け、たい焼きは地元向けといった具合で
見事に住み分けしている様子で、こちらでは近所の親子連れ等が
通っている姿が目立ちました。
以前は、たい焼き用の餡子が入った一斗缶を使用した「ちりとり」まで
販売していたそうです。ゴミまで再利用する姿はすさまじいですね。
相当以前から、鉄道の経営状態が思わしくなく、副業に精を出しているのですが、
大抵失敗したり、手を広げすぎて、バブル崩壊で痛手を負ったり
するようなパターンが多い中、見事に軌道に乗せ、本業をもしのぐ
稼ぎ頭として成長しているのは、地道にコツコツと精を出し、
味を守り、顧客にも支持されているに違いないからだと思っています。
皮も美味しいたい焼きでした。
因みに
観音駅では、駅名の看板よりも「たい焼き屋」の看板が遥かに大きく
また目立っております。知らない人だと、駅とは思えないでしょうね。


