こんばんは。
音楽教室Brioコスモスcosmosです。

今日は年内最後のチャイマイ講座でした。
先週お休みだったので久しぶりにみんなに会えて、
ちょっと嬉しかったヒマワリ
って、また火曜日に振替ちゃってます。
そろそろ土曜メンバーに忘れられそう汗

今日のテーマは「ルールとモラル」
これをどう子どもたちに教えるか。

まず、ルールとモラルってどう違う?
というところから始まりました。
そう言われてみると、何となく使っていた言葉です。

基本、
ルールは「守るもの」
モラルは「持つもの」
だそうです。
社会で生活していく中で、自ら心がけることがモラル。
社会の中でモラルが持てない人が増えると、
それが、ルールとなり罰則ができたりする。

ということです。

さて、ルールを守らせるためにはどうすれば良いでしょう?

やっぱり、なぜそのルールがあるかを説明することが大切ですよね。
事例ワークにもありました。
ただ、「お約束!」と言っても、なぜそのお約束があるのか、
それが守れないとどうなるのかが理解できていないと、
守ることも難しいでしょうね。

大人には常識でも、子どもには謎なことがいっぱい。
それを常識と思わず、子どもの目線で噛み砕いて説明してあげないと、
理解するのも難しいですよね。



じゃあ、中学校や高校の校則は?


結構理不尽なものもありますよね。

私の母校には
「家族以外の異性とのドライブ禁止」
というのがありました。
良からぬことを防ぐためなのでしょうが、
じゃ、いとこは?おじは?
ドライブって何?
車に乗っただけでもだめ?
それとも海とか夜景見に行ったらだめ?

と、謎だらけの校則でした台風

これは高校の校則ですが、中学校の校則でも、
生徒から見て「なぜ?」ってものも多いですよね。
何で髪のゴムは黒?
何で裏ボタンまで指定?
何で前髪が眉毛にかかってはいけない?
何で茶髪禁止?

ヤンキーに絡まれないようにとか、中学生らしいとか、
いろいろな理由を考えますが、
どれもピンとこない。
大人の常識は中学生の常識ではないですから、
なかなか言葉で理解してもらうのも難しいところですが、
私はいつもこう説明しています。


「中学校の校則は規則を守る練習」


社会に出ると、絶対に守らなければならないルールが山ほどありますよね。
モラルが低いと、その評価が自分に返ってくる。
だから今のうちにルールを守る練習をしてるんだよ。と。

そうすると、だいたい納得してくれます。
ある程度予想ができる規則なら、別の説明もできますが、
髪のゴムは黒とか、ふたつに結ぶとか、
(これは私の母校の中学校の校則ですが。)
自分でも何でかよくわからないものもありますもん。
そんな時は、これです。

実際、本当にそうですよね。
社会に出てから欲求を抑えられずなんてことは
許されないことだってありますし、
法に触れていなくても賠償問題に発展したり、
自分に不利になることだってあるわけですし。

とはいえ、ちょっとルールを破ってみたい思春期。
素直な幼児よりも難しい時期ですよね。


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