軌跡このところ降り続く雨あの夜と同じ匂いがした。身悶えするような日々、あの季節…遠くに行ってしまわないように強く抱きしめていた。繋ぎ止めておくための楔すら持たないから…後ろ髪引くあの日の記憶…納得いくほどお前を愛せていたのかも危うげなボートのように行方もわからぬ不確かな軌跡…まなざしは曇りながらも信じてた未来の光。今踏みしめるこの道はあの頃の視線の先にあるのだろうか…