S字系ルアーで一番有名なルアーといえば、ジョインテッドクロー
ではないでしょうか。
S字に泳がせるための理論はハンドメイドルアービルダーの方も、メーカーで
ルアー開発をされている方もそれぞれの理論をお持ちだと思います。
私が考えるS字に泳がせ易い要因として、第1に
ジョイントであること。
第2に
テイルがついていること。
第3に
水面より沈んでいること
だと考えています。
さてこちらのゴマサバカラーのルアーですが、
フローティングでジョイントレスでテイルもついていませんが、実は綺麗にS字を描いて
泳ぐS字系ルアーなんです![]()
私はS字系のルアーとジャークベイトは兄弟のようなものだと思っています。
バスルアーでもそうですが、餌木をジャークする時はジャーク幅を大きくするために
必ずジャーク後にロッドを戻してラインスラックを作っていると思います。
S字系ではラインスラックを作らず巻くことによるラインの抵抗がジャーク方向に
進もうとする力を超えた時、強制的に頭の向きを変えるイメージといいましょうか。
表現が難しいですね![]()
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そのためにジョイントだとフロントボディーが折れて向きを変えやすくなります。
そしてリアボディーはテイルが抵抗となり、フロントボディーと同時に動かずに、
フロントボディーに引っ張られながらボディーを直線状に戻すことで
カクカクした動きではなく滑らかに、そしてロールを抑えてS字を描いていると思います。
S字系ルアーを自分で作ってみたいという人がいましたら、先ずは市販のルアーを
真似てジョイントでテール付きのルアーを作って仮組みしてから、オモリを重さと場所を
変えながらテープ等で貼り付けて泳がせながら理想の泳ぎになる位置と重さを
探してからオモリを埋め込めば、簡単にS字系ルアーを作ることが出来ると思います![]()
私も最初はジョイントを作ってみましたが、ソルトでショアから使うには圧倒的に
飛距離が足りないために、どうにかしてジョイントレスでS字が作れないものかと
思い多くのプロトを作った結果、4点分散ウェイトにすることで、ジョイントレスでも
頭の向きを変えやすく、かつロールを抑えながら大きく動いて滑らかなS字を
描く納得の動きになりました![]()
ルアーは面白いもので同じ動きでも違うウェイトシステムで作れてしまったりするので
フローティング、ジョイントレス、テイルなしの条件でも、もっと簡単なウェイトシステムや
私に想像もつかないようなアプローチで作れる人がきっといるんだろうな~と思うと
ルアービルディングも奥深くて楽しいですね![]()
1人でも多くの人がハンドメイドルアーに興味を持ってくれるといいな~と思います![]()
他の人が作ったルアーは私とは違うアイデアが詰まっている宝物のようで
見るとワクワクしてきます![]()
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