こども園で3~5歳クラスが中心に行っているプロジェクト保育。
子ども達が月々いろいろなテーマであそび、対話し、発見し、考えるアクティブな活動です。その内容を紹介します。
7月のテーマは「 水 」
発達領域:世界の探求
ねらい:水の楽しさを知る
3歳児☆ほしルーム
「 色々な水・発見 」
4歳児☆にじルーム
「 水に触れる 」
5歳児☆ひかりルーム
「 家の外の水 」
水
探してみると子ども達の身近にたくさんある「水」
当たり前に飲んで、使っている「水」ですが、
じつは、不思議がいっぱい
この水は飲めるけど、飲めない水もある。
水って青のイメージだけど、本当は何色?
水ってどこから来るの?
匂いは同じなのに、味が違う?
水はカタチがかわる?
水に浮くものと沈むものがあるのはなぜ?
と、色んな不思議について
- 対話したり、
- 予想したり、
- 遊んだり(体験したり)
五感を使って活動しました
もちろん、水遊び(プールあそび)も楽しみましたよ
年長さんの水探しの探検では、
山道の脇を流れる水を辿って水が生まれるところを
見つけたり、
絵本を再現しての水災害の体験では、
目の前で沢山の水で山が崩れ家が倒れ流れる様子に
「あっ、あぶないよ!!」「だめー!!」と驚き、
テレビで見る災害の光景と重なり、
その怖さを感じた子ども達でした。
のむ水、遊ぶ水、洗う水、自然の水(海・川・雨・・・)
いろいろな水があって、
面白い(楽しい)!
水って大事。
でも怖いものにもなる。
五感をフルに使いながら、水であそび、探求したテーマ活動でした。
活動の中では、
子ども達が今まで見たり聞いたり経験したことから
知っていることを発言してくれたり、
色々考えて声を聞かせてくれます。
サークルタイムも盛り上がります。
「それはおもしろいね!」
「先生も思いつかなかったよ(気づかなかったよ!)」
と、ユーモアあふれるものや細かい気づきもいっぱいあって驚かされます。
そんな子どもの声や発想を大切にしたいなと思います。私達も決して否定しません。もし、考えたこと(予測したこと)が違っていても、また体験を通して気付いたり、学ぶものです。
考えるのは自由です
その方が楽しいですしね
さて...
お盆明け、テーマは水から「色とかたち」へ移りましたが、
只今まさに雨続き
自然の力(水)を日々肌に感じております。
次のテーマは、「 いろ と かたち 」へ
発達領域:考えることの発達
ねらい:色と形に触れる