こんにちは〜Cozyです。
ブログ10周年記念、
英会話を身につけるロードマップシリーズの続きです!
まずは入口と出口から
英会話を身につけるには、
5つの力のうち、
音の入口と出口、、、
すなわち
音を聴き取る力と発音する力。
上図のピンクの部分から
スタートすべきだという結論でした。
(その理由はこちらの記事)
で、次に疑問になるのが、、、
入口と出口どちらから攻めればよいか?
これです。
もう、結論から言ってしまうと、、、ズバリ
発音できる音は必ず聴き取れる。
発音と聞き取りには
超重要な法則があって
それが、、、
【自分で発音できれば聴き取れる】
たとえば、
僕は趣味でギターを弾いてるのですが
J-popや洋楽などを聞いてると
ギターの音ばかりアホみたいに聴こえてくるのです
ドラムをやってる人はドラムがよく聞こえるし
楽器をやってない方は歌が聴こえてきますよね。
これと同じ原理で...
自分が発音できれば、
その音への感度が高まって
キャッチできるようになる。
ということです。
この話をすると....
え?発音できない音は聴き取れないの?
と必ず質問されます。
実際に、本屋さんで発音に関する本でも
『発音できない音は聞き取れない!』
という帯を見かけますが....
【これはウソです】
なぜなら、これまでに
発音が超ジャパニーズ英語なのに
リスニング力がものすごく高い
日本人を何人も見てきたからです。
すなわち、
発音できれば聴き取れる(聴き取りやすくなる)けど
発音できないから聴き取れないというわけではない。
これが正解です。
なんともめちゃくちゃややこしいですが...
こちらの記事に詳しく説明しています
発音できなくても
聴き取れないわけではない。
.....そういう意味では、発音せずに
何度も何度も聞きまくって耳だけ
をトレーニングするのももちろんありなのですが...
ここからが超重要です。
これらの事実を踏まえた上でも、
【日本人は絶対に発音からスタートした方がよい】です。
なぜ、日本人が発音からスタートした方がよいのか?
たとえば、中国人は
英会話を身につけるスピードがものすごく
速くて驚くのですが...
これは母国語が関係していると言われています。
日本語の母音は、、、
あいうえおの5個しかないですが
中国語の母音はなんと....
【36個もあります】
つまり、
中国人は高度に音を区別できる耳を持っているので
英語の音も簡単に聞き分けられるということです。
逆に、日本人は区別ができません。
appleとupとbirdも
アップルとアップとバードと、
全部同じ"あ"で置き換えてしまうので
英語を聴き分けられないということです。
この母国語のハンデを乗り越えるためにも
まずは
【自分で正しく発音できるようになる】
日本語を母国語に持つからこそ、
これがとにかく大事だということなのです。
もうひとつの法則があるんです!
理解する、作る。
なんと、
こっちにも同じ法則が当てはまるのです
すわなち、、、、
【自分で作れる英文は瞬時に理解できる】
この法則です。
実際に、英会話されてる方は
共感してもらえると思いますが...
"自分が普段使っているフレーズ"は、
映画や海外ドラマを見ていても
何も考えなくても瞬時に理解できますよね?
たとえば他にも、、
僕は研究者として働いてるので
英語で論文を読んだり書いたりすることが多いのですが、、、
自分で論文を書く力が上がれば上がるほど
論文を読むのが、ものすごくラクになる
...という体験を何度もしました。
じゃあ、
英文が作れなければフレーズを理解できないのか?
というと、そんなことは全くないのですが....
自分でいろいろな文章を
作って、実際に使えば使うほど
その言葉に対するリアリティを感じられるようになり
何も考えなくても、自動的に瞬時に意味を理解できる。
脳の処理能力が、爆上がりする。
...そんな感覚がするのです。
【結論】下の2つの力を、重点的に鍛えるのが最速。
というわけで、
今日の話をもう一度まとめると、、、
発音する力を上げれば、、、
聴き取る力が自然に上がるし
作る力を上げれば、、、
理解する力が自然に上がる
つまり、、、
5つの力のうち
下の2つのアウトプット力を上げれば上げるほど
上の2つのインプット力も上げていくことができる。
ということであり、、、
発音と英作ができるようになればなるほど
聴き取って理解するのが、簡単になる。
ということなのです。
でも、これを逆に言えば、、、
上の2つのインプットの力
聴き取って理解することにフォーカスしすぎると
【自分が英語を使う】という視点を持てないので....
結果、ものすご〜く遠回りになります。
.....ええ、そうなんですよ。
学校でやってるのがまさにこれです。
自分が英語を使ってやるぜ!という
意識をほぼ持たずに英語を翻訳してきただけなので
結局使えるようになっていない。
いやいやいやいやいや
日本人は間違いなく
インプット99: アウトプット1 みたいな
偏りすぎ配分になっているので.... いや、 999 :1くらいか?
まずは、発音の基本を
体に叩き込むことからスタートし、
その後は、、、
インプット70 : アウトプット30
これくらいまで
アウトプットの割合を増やしていくこと。
このバランスを考えながら
トレーニングすることが、
めちゃくちゃ大事だということなのです
まとめ
ーーーー
自分で発音できる音は、聴き取れる。
自分で作れるフレーズは、理解できる。
これを
【プレイヤーの法則】
と勝手に名付けていますが...
これ、、英語だけじゃなくて
人生でめちゃくちゃ役に立つ法則だと思っています。
たとえば、株の投資をはじめるなら
株がなんのこっちゃらわからないけど
とにかく1万円だけでも株を買ってみて
自分で実際にそれを運用してみる。
すると、株についての参考書を読んだ時に
リアリティを持ちながら
ああそのことを言ってるんだな。とわかる。
サッカーを普段プレイしている人には
プレイヤーの視点でサッカーを見ることができるし
料理をしてみれば料理を作る大変さがわかるし、
自分がブログを書いているからこそ、
書き手の視点でブログを理解できる。
、、、何にでも言えますが
やってるからこそわかることがあるし
やってない人には絶対にわからないことがあります。
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