帯の話。 | アホみたいに楽しく★100%英会話を身につける方法

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書籍『海外ドラマはたった350の単語でできている』を出版しました!

突然ですが、今日は"帯"について語りたいと思います。

最初に言っておきますが、、、今日の話帯だけに長いです

 

 

みなさま

って英語でなんて言うかご存知ですか?

 


Band

 

 

バンドです。

言われてみるとなるほど〜ですよね。

ボイラーとかフライヤーとか、

英語には言われてみるとなるほど単語が色々あります。

しかし、今日はそういった英語の話ではありません。

 

 

 

帯は帯でも、、、、

こっちの帯、Book bandのお話です。

 

 

 

本の帯って実は日本特有の文化らしいのです。

僕もアメリカに住んでた時によく本屋に行ってたのですが

帯がついてるものをアメリカでほとんど見た記憶がありません。

 

 

 

だいたい、直接表紙にそれっぽく印刷されているか、

もしくはつるつるのカバーすらない

いわゆるペーパーバックといわれる本が海外ではよく売られています。

紙の質もものすごく安っぽい。日本の書籍ってすごいと改めて思うのです。

 

 

 

てかそもそも、帯って一体何のためにあるのか、、、

気になったので色々調べてみました。

 

 

 

 

帯は、限られた小さなスペースでその本のアピールをしており、練った言葉や扇情的な言葉が使われている。色や形に凝って、派手な配色や蛍光色で目を惹くようにした帯もあり、中には表紙の高さの半分以上に渡る大きな帯もある。場合によっては予算の都合で使える色の数(というより印刷の版の数)が少ないこともあり、用紙や、表紙との兼ね合いから、デザイナーの腕の見せ所となる。帯の内容が大きく本の売り上げを引き上げることもある(Wikipediaより)

 

 

 

一言で言えば、宣伝効果ですよね。

ここまでは、予想通りだと思うんですが......

 

 

 

しかし宣伝であれば、

別に直接カバーに印刷して宣伝すればいいのでは?

この疑問はぬぐえません。

なぜわざわざカバーの上から"帯”を巻く必要があるのか?

 

 

 

そして色々調べてみた結果、わかりました。

 

 

 

結論から言うと、、

帯は簡単に着せ替えられる

というところに意味があったのです。

 

 

 

例えば、この本なのですが

 

これが初版

 

 

 

そして、こちらが

2ヶ月後重版されてからの帯

 

 

カバーを作り直すのは大変ですが

帯だけであれば、低コストでも実現できる。

しかも、本屋に残ってるものに帯だけ巻き直すことが可能。

 

 

 

つまり、カバーを作り変えなくても

帯を着せ替えさせるだけで、

簡単に、バージョンアップした表紙に生まれ変わるということなんです。

 

 

 

さらに、この本のすごいところは、、

帯の着せ替えで売れ行きが10倍に膨れあがっています。

 

 

 

たかが帯。

下手すりゃゴミ箱行きか、もしくは、しおりに使われるか。

しかし、この紙切れが奇跡を起こすこともあるんです。

日本が生み出したすごい発明。帯をなめてはいけないのです。

 

 

 

で、なぜこんな話をはじめたのかといいますと

 

 

 

勘の良い方はすでにお気付きかもしれませんが

本当におかげさまで、発売したばかりの著書

海外ドラマはたった350の単語でできている”の重版が決まりました。

 

 

ご覧のように、

本にはグリーンの帯がもれなくついており

しおりにすることも、捨てることもなく

装着したまま読んでいただいていると思うのですが

 

 

 

この帯をはずすと

 

 

真っ白でシンプルなデザインの本になります。

 

 

 

Amazonでも帯入り写真が使われてるように

元々、この本のカバーは"帯とセット"でデザインされており

帯のコピーがなければ何の本なのかよくわからない。

 

 

 

すなわち、この本における帯の役割は

極めて重要だということなのです。

 

  

 

そして、、、本題はここからです。

 

 

 

本の重版決定のとき、

今回の出版で大変お世話になっている
出版社の担当Aさんからの一言が.........

 

 

 

「帯をつくりかえましょう〜!!」

 

 

 

だったのです。

 

 

 

 

そのとき、僕の描いたイメージとしては......

 

 

Amazonランキング1位になったし

こんな感じで作りかえるんやろなあと思ってたんですが

 

 

 

なんだか心がざわざわするのです。

 

 

 

その時、僕はふと

あることを思い出しました。

 

 

 

実は、今回お世話になった西東社さんの英語本に

基本の78パターンで英会話フレーズ800という本があるのですが

 

 

 

こちらの本です。

 

 

内容は、使えるフレーズだけが厳選されていて

わかりやすく面白い、かなりの良書なのですが

 

 

 

重版されたものが、、、、

 

 

 

こちらです。

 

、、、、、、、、、、、、、、

 

 

 

 

 

もう、突っ込みどころしかありませんよね。

 

 

 

なんせ、表紙だけでなく

タイトルまで変わっているのですから。

 

 

 

それでいて、

全身に矢がささりまくった謎の弁慶?が

You don't have to worry (心配しなくていいよ)..........

 

 

さらに、この壮大なボケを

もういやねえ〜と言わんばかりに

片手で軽くあしらっている手前の謎の兵士。。

 

 

 

しかも、これカバー変更ではなく

まぎれもない、帯の変更なんです。

 

 

 

 

このように、めくると元の表紙が下にあります。

 

 

 

上の長さをよ〜く見ると、、、

たしかに、ほんの少し短い。。

 

 

 

 

もはや、本来の"帯”という

概念そのものを覆すこの大胆かつ斬新な発想。

いっそ別物にして売ってしまえばええやないのという企画力。

 

 

 

.......とにかく西東社、すごいんです。

 

 

 

"海外ドラマはたった350の単語でできている"の制作においても

英会話本で見たことないような、斬新なカバー。

とことんカラフルに攻めてくる、中身のデザイン。

関西弁をふんだんに盛り込んでも、修正一切なしの懐の深さ。

 

 

 

今までになかった新しい英語本を作りましょう!

という熱意がガンガン伝わってきて

絶対それ以上のもん出したるわという思いがあふれてきて

クリエイター魂に火を灯し続けた、それはもう素敵な時間だったのです。

 

 

 

 

 

、、、、、ということでして

 

 

 

 

 

超絶に前置きが長くなりましたが

 

 

 

 

本日、ついに

"海外ドラマはたった350の単語でできている"

第二刷が届きました。

 

 

 

 

 

もしや、女の子がおねーちゃんに成長してるのでは、、、、

 

 

 

 

 

まさか、頭に矢が突き刺さっているのでは、、、、

 

 

 

 

 

「350語の単語だけ覚えなさい!」にタイトル変わってるのでは、、、

 

 

 

 

 

 

色々、妄想をしながら

 

 

 

 

 

 

ドキドキと震える手で

恐る恐る小包を開封しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんや〜おったぁぁぁぁぁ〜

良かったぁぁぁ〜おかえりぃぃぃぃぃ~

 

 

 

 

 

 

 

 

ん、、、、、、、、??

 

 

 

 

 

 

 

 

!!!!!!!!????

 

 

 

 

 

 

 

 

!!!!!!!????

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ド派手にイメチェンしてました。

 

 

 

 

 

 

ーーー

 

 

 

 

 

 

 

大胆に生まれ変わった(笑)

"海外ドラマはたった350の単語でできている"

もどうぞよろしくお願いいたします。