Horikawa Emi LiveShow Overweight
2018年6月18日土曜日
19時の部を拝見さしていただきました。
新宿シアターモリエール
お客さんもほどよく埋まりそのほとんどが女性でした。
吉本の女芸人の単独ライブは女性が多いことは決して珍しい事ではありませんが
外部ライブだとほとんどが男性の場合もあり、やはり外部を見慣れてる私としては凄いなと思わされます。
同性に興味を持たれるのは難しいので、改めて流石です。
オープニングソングから始まり客席から歌いながら登場、そして舞台ではバックダンサー(同期のグリフォン國松)さんが1人いました。歌唱力に魅了され、迫力にお客さんも食い入るように見られています。
オープニング映像
ネタ1「アニメツアー」
元バスガイドという過去を生かして創作されておりました。
エヴァンゲリオンの綾波レイのコスプレでのバスガイド。
コスプレしている本人はあまりアニメを知らないが
運転手に着させられた衣装で、なんとなくエヴァンゲリオンのフレーズを使いながら、お客さんとのコミュニケーションをとるというもの。
歌でボケるくだりもあり、歌好きが凄く伝わって楽しく演じられてるようで見てる方も幸せになりました。
映像 阪急服部天神駅で服部天神宮でお参りをする。中吉を引きやや喜ぶ。
中学校の時の歌を歌う。やはり歌が好きです。
お参りのあとに、地元一押しグルメリポートをする。
中華そばを食べ美味しいしか言わない縛りのグルメリポ。
中華そば堀川服部天神駅そば、店長がラーメン屋を企業している弟さんの店でした。
ネタ2「マッチングアプリ」
出会い系で、不思議ちゃんが街で待ち合わせして、相手が写真と違うリアクションを取るので、それを弁解していく内容でした。
ぬいぐるみと会話をしたり、周りの通行人のリアクションにイラッとしたり。
痛いキャラクターを上手に表現されていました。
映像 孤独のグルメ、出演:爆ノ助(元、カバと爆ノ助)
とても上手に映像編集がされており、孤独のグルメを見ていない私でも
引き込まれました。
爆ノ助さんが神社でお参りをすると、先ほどの映像にでていた堀川絵美さんがおまいりをしている側を通り過ぎ、心の中で悪態をつくという演出になっておりました。爆ノ助さんがラーメン屋の店の前でたたずんでいるところで
つづくと表示され終わる。
ネタ3「バスガイドスピーチ」
結婚スピーチ、バスガイドの社内恋愛をお祝いする堀川絵美さんという設定。
泣く演技がうまく、言葉巧みで、演技に引き込まれました。
歌ボケが入り、歌う瞬間の爽快な顔が歌好きだなと再度確認させられました。
最後のダークオチにお客さんが不安になり怖いと言葉に出す方も・・
映像 先ほどのつづき、帰りに爆ノ助さんがラーメン屋に寄ると後から堀川絵美さんが入ってきて
先ほどの映像を撮るという演出で登場していました。
さきほどの映像が全て振りになっているという巧みな演出でした。
食べる描写の編集もよくラーメンの美味しさの描写が見る側のお腹を減らしてくれ、ライブを見終わったら
ラーメン食べに行こうと小さく心に誓ってしまいました。爆ノ助さんが、堀川さんの食べ方が汚いので
心で悪態をついていたが耐えられなくなり、最後首を絞めて終わるという殺意オチでした。
コラボネタ「クササイズ」
エクササイズをもじってクササイズ。
お店に入ると店員が出てこない声を大きく呼ぶと。
歌いながら彩羽真矢さん登場で客席が沸く。
この方は元宝塚歌劇団宙組の男役。現在はアイドル、モデルなどで活躍中。
事務所はシンフォニア。
宝塚風エクササイズを堀川絵美さんにやらす。という内容。
宝塚を見にいってないと分からないあるあるで、お客さんが反応していたのでこの方のファンも来られているようです。後半は歌にのせて動く。歌終わりで歓声を沸かせていたので凄いです。
ここで挨拶。え、もう終わりと思わして、この後歌で休憩を挟み芝居をやると説明。
短い時間でものすごい盛りだくさんな内容でお得感満載です。
歌「自由を求めて」
ミュージカル「ウィキッド」より
堀川絵美さんと彩羽真矢さんでマジ歌を10分くらい歌う。
彩羽真矢さんの歌唱力が素晴らしすぎて魅了され、それに堀川絵美さんもうまいので。
普通に見応えがあり楽しめてしまいました。
歌い終わった後のお客さんの拍手の熱量で満足感が伝わり歌唱力の高さが再度確認さしていただきました。
休憩が10分ほどとられました。ここまでで50分程度の時間でしたが
20分ぐらいに感じました。
2人芝居「贋作ラ・ラ・ランド」
同期の男性ブランコ、浦井のりひろさんと2人舞台。
ラ・ラ・ランドは見たことないでしたが、内容に引き込まれ2人の演技力が素晴らしく。
劇団四季のボケもお客さんが反応よかったので、質の高いお客さんだなと感じました。
気付けば2時間近くたっており、女性客が魅了される単独ライブでした。
東京で定期的に公演すればどんどん集客が伸びそうな上質な中毒性のある単独ライブでした。笑い、歌、踊り、芝居。銀座でみているような。魅せる単独ライブでした。
エンターテイナー堀川絵美、充実した時間をありがとうございました。