今回写真の掲載はありません。

 

現在男女コンビが急増しております。

そしてその男女コンビのレベルの高さがめまぐるしいのです。

これは男女コンビ自体が認められていなかった風潮がなくなった

のが面白い男女コンビが増えた理由だと思います。

 

一時期若い男女コンビは所属できないプロダクションがあった

くらい認められていなかった時代がありました。

認められていないということは、評価されなかった。活動しつづ

けずらかった。それによって、開拓されていない土地が多く存在

していた。というのがあります。

 

一昔前でいうと男女コンビは、夫婦漫才でしか認められないなんて

時期もあったほどです。

「大介花子」「大空遊平・かほり」

 

若しくは男女関係を臭わさない妖怪感ある女性を取り込んだ男女

コンビのみが許される領土でした。

「南海キャンディーズ」「フォーリンラブ」

 

テレビ番組に比べ、YouTuberの番組が開拓されていないように

やられてない見せ方が歴史が短い分、見せきれていない現状が

あるのは間違いないでしょう。

 

しっかり振って、ボケて、突っ込む、だけでも、男2人、女2人より

男女2人の方が、同じ台本だとしても新しく見えたりしてしまうの

は見る機会が少ない分鮮度が出て面白がって見るので、面白がる

部分で他のグループより面白く見えてしまいます。

 

そして女性の方がメインになってる場合が多くあります。

これは声量、存在力、力の弱い女性をメインにする事で、弱さを

強く見せるという技法になります。

例えて言うなら、背の低い弱そうな男が、暴走族の総長だと、異常

に引き立ち存在感が増すという見え方と同じ技法かと思います。

背の低い弱そうな男が、暴走族の最末端でしたら、見ている

方が気にかけること、存在理由を見失う事が普通にあるでしょう。

 

そのルールに乗っ取っていないメイプル超合金は、凄いです。

インパクトを残しながらサブに回るというのは、なかなか容易な事

ではないのです。

 

女性がメインになった上で、女性が女性として認められた上で、女性

ならではの演技で笑いをとるのが、今非常に進化し、開拓されて

いきはじめています。

「相席スタート」「ゆにばーす」「パーパー」「スーパーニュウニュウ」

「蛙亭」「たぬきごはん」「おとぎばなし」「女と男」「ペコリーノ」

そしてユニットで本コンビでないのにキングオブコント準決勝まで勝ち

上がった「にゃんこスター」などがその男女コンビの女性メインで女性

の見た目に合ったネタを見せる事が上手で、また見たくなる魅力を

発しています。

 

開拓されていないということは、開拓されていく事により、第2次、第3次

の見せ方も到来するということになりますので、今後多くなっていく

だろう男女コンビの演出、キャラ作り、関係性、ボケの運び方に注目

していきたいと思います。