banditシリーズ
3年後
綺「せんせー!!!またまたありますよ〜!!」
先「ほんとねぇ。」
武「せんせ!開けていい??」
綺「ダメです!これを見つけたのは私です!私が開けるんで...イテッ」
松「こーら。高校生にもなって、なに歳下から楽しみ奪おうとしてんの!ゆいちゃん、開けていいからね!」
武「まつりちゃん、ありがとう!まりのん!開けよ!」
幸「うん!」
綺「ちぇっ。いいですもん。またゲームセンターとガチャガチャ巡りするから...」
松「ったく。勉強しな!勉強!」
先「それにしてもありがたいわね。」
松「そうだね!今までは不定期だったのに、3年前?くらいから毎月届くようになったもんね!」
綺「そうですね!私はそのおかげで高校でも楽しく過ごせてます!でも、この前はボクシングの話したのに誰も乗ってきてくれなくて寂しかったです...」
松「はいはい。(笑)あ、先生!私、内定貰ったよ!」
先「そうなの!おめでとう!」
松「来年の春からは銀行員!ここを出てひとり暮らしするね。だけど、時々遊びには来るし、今までの感謝も込めて今までかかったお金は返すから!」
先「まつりちゃん。いいのよ。お金なんか返さなくても。」
松「でも...」
先「先生はね、ここに居る子達、ここから巣立った子達が、元気に幸せに生きていてくれるだけで嬉しいの。わかった?」
松「うん...じゃあ手伝いには来る!その時私の元気な姿見せれるでしょ!」
先「ふふっ。そうね。待ってるわ。」
そう...元気で居てくれればいいの...
きっとあの子たちも元気なのね...