辺り一面真っ白になっている。

もちろん、トレッキングどころではない。フライトの予約の都合上、今日1日しかトレッキングのチャンスがないが諦めるしかない。
僕は再び眠ることにした。
9時頃に再びカーテンを開けると、状況はさらに悪化して吹雪になっている。
そして、僕は外の景色に違和感を覚えた。
道路に10人くらい人がいて、写真を撮っている。
本来なら、今頃スキーやスノボに行ってるはずの若者達が、その辺を歩いている。
僕の時計で温度計測すると、-3℃の表示。
僕達は合羽を着て、さらに服を重ね着し、完全装備でスーパーに食材を買いに出た。
耳や顔が寒さで痛くなる。
トンガリロの山に向かう道を見ると、巨大なトラックが立ち往生し、他の車のドライバー達も困惑した表情を浮かべている。

なぜ、若者達が街にいるのか、その理由がようやく分かった。
スーパーに入りテレビ画面を見ると、スキー場の情報が出ていて、全てのスキー場が雪のためクローズしている。
店の店員に明日の天気は良くなるのか聞くと、今日と変わらないらしい。
僕の脳裏に不安がよぎった。明日、僕達はオークランドに戻れるのか。
僕達には明日絶対オークランドに帰らないといけない理由がある。17日の朝6時のフライトで僕達はオークランドからゴールドコースト経由で日本に一時帰国し、翌日から世界一周航空券でハワイに向かう事になっているからだ。
僕達は宿に戻り昼食の準備をしていると、欧米人のカップルが冷蔵庫の横に張り紙を貼っている。文字を読むと、
私達はウェリントンに行きます。
しかし、行く手段がありません。ガソリン代は喜んで支払いますので、乗せて下さい。
と書かれている。
とても他人事には思えない。
僕達も無事帰れるのだろうか。
ショウ
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